273 ページ40
談話室に戻るとハリーが少し怯えた表情でソファーに腰掛けていた
その様子をロン、ハーマイオニー、ジニーが心配そうに見つめていた
ハ「A…!ごめん…本当に…」
私に気づいたハリーが恐る恐る謝罪の言葉を口にする
私が怒ったことも、ハリー自身がしてしまったことも気にしているようだった
『大丈夫よ。彼も無事だわ』
ハリーのした事にあの時は怒ったが、ドラコが生きているので正直もうどうでも良かった
ｼﾞﾆ「その本捨てなきゃ」
そう言ってハリーとジニーは教科書を必要の部屋に隠した
ハリー達が談話室に戻ってくるなりスラグホーンから聞き出す良い方法を思いついたと言って"フェリックス・フェリシス"の小瓶を取り出した
私たちはカーペットに向き合って座り、ハリーが飲む瞬間を少し緊張した面持ちで見守っていた
一気に飲み干したハリーは徐々に口角を上げる
『どう?どんな気分?』
ハ「最高!最高の気分!」
そう言って嬉しそうに笑うと立ち上がるので私たちもつられるように立ち上がった
ﾊｰ「スラグホーンはいつも早めに食事を済ませ、散歩をしてそれから自分の部屋に戻るわ」
ハ「分かった!ハグリッドに会ってくる!」
と陽気な声で言った
ﾊｰ「え?ダメよ!スラグホーンと話をしなくちゃ!」
『計画は?』
スラグホーンから聞き出すのにハリーはハグリッドに会うと言って聞かなかった
ハ「分かってるけど!今はどうしてもハグリッドのところに行きたいんだ!今夜はあそこで決まりだよ!意味分かる?」
ﾛﾝ、ﾊｰ「『いいえ…』」
ハイテンションなハリーに対して私たちは若干引き気味で応えた
ハ「まぁ任せて!お墨付きだよ!フェリックスの!」
ハリーはすれ違うグリフィンドール生に「やぁ!」と元気に挨拶をしながら談話室を出ていった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 83人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
柊ｼｭｳ（柊）(プロフ) - さらさん» コメントありがとうございます。お待たせいたしました!私もドラコを思うと苦しいですが、その葛藤なども含めてとても好きです!楽しんで読んでいただければ幸いです! (10月19日 8時) (
レス) id: 2a0b252ff1 (このIDを非表示/違反報告)
さら - 続編更新ありがとうございます！！とっても楽しみにしてました！！謎のプリンスも結構大好きです！！ドラコ格好良すぎです！！たくさん更新ありがとうございます！！早速読みます！！ (10月17日 0時) (レス) @page12 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：柊ｼｭｳ（柊） | 作成日時：2023年10月16日 13時
