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ﾗﾍﾞ「彼はどこ!?私のウォンウォンは!?私の事呼んでた?」
この場の空気に相応しくない言葉を言いながらベッドの傍まで駆け寄ってきた
ﾗﾍﾞ「何しにきたの…」
しかしハーマイオニーの存在に気づくと声のトーンを落として敵意むき出しで言い放った
ﾊｰ「貴方こそ何しにきたの?」
ハーマイオニーは立ち上がり対抗する
ﾗﾍﾞ「だって私は彼のガールフレンドよ!」
ﾊｰ「私は彼の!…友達よ…」
ﾗﾍﾞ「笑わせないで?ずっと口聞いてなかったくせに。ロンが急に面白くなったからってまた寄ってきたんでしょ」
その言い草に私でも頭にきた
ﾊｰ「ロンは毒を盛られたのよ!その言い方は何?…ちなみにロンは前から面白かったわ!」
するとロンが眠ったまま口を動かして何かを言っていた
ﾗﾍﾞ「ほら!私が来たのを感じたのよ!大丈夫よウォンウォン!ここにいるわ!私よ!」
と嬉しそうな声でロンに話しかけるが
ﾛﾝ「…ぼく……ハー…マイオニー…」
苦しそうに呼吸をする中、ロンが呼んだ名前はハーマイオニーだった
その後もロンはうわ言のようにハーマイオニーの名前を呼び続けた
それを聞いたラベンダーは悲しそうにその場から走り去っていったが、ハーマイオニーは嬉しそうにロンの手を握りしめた
ﾀﾞﾝ「若い心に愛の痛みは突き刺さる。さぁ行くとしよう。良い看護人が付いておる」
一連の様子を眺めていたダンブルドアはそう言って他の教師と共にこの場を後にした
ようやく2人の進展に嬉しくなり私はハーマイオニーの肩にポンと手を置いた
ﾊｰ「…何も言わないで」
と嬉しさを隠しきれない表情をするので私は微笑むと、この場をハーマイオニーに任せて医務室を出た
そのまま必要の部屋に向かうとその途中でドラコを見かけたので裏の扉から急いで中に入った
変身術で猫の姿に変わると物陰に身を隠し様子をうかがった
すぐに扉が開きドラコが入ってくる
手には小鳥を持っていて、以前のようにキャビネットの中に入れると閉めた
数秒の沈黙の後、鳥の鳴き声が聞こえなくなったので
キャビネットを開けて居なくなったのを確認するとすぐに閉めた
ドラコは目を閉じて無言で念じると、次は緊張した面持ちで恐る恐るキャビネットを開けた
しかし中には先程の元気な様子はなく、息絶えた小鳥が横たわっていた
それを見たドラコは怯えたような表情になり、傍の椅子に力なく腰を下ろすと、静かに泣いていた
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柊ｼｭｳ（柊）(プロフ) - さらさん» コメントありがとうございます。お待たせいたしました!私もドラコを思うと苦しいですが、その葛藤なども含めてとても好きです!楽しんで読んでいただければ幸いです! (10月19日 8時) (
レス) id: 2a0b252ff1 (このIDを非表示/違反報告)
さら - 続編更新ありがとうございます！！とっても楽しみにしてました！！謎のプリンスも結構大好きです！！ドラコ格好良すぎです！！たくさん更新ありがとうございます！！早速読みます！！ (10月17日 0時) (レス) @page12 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊ｼｭｳ（柊） | 作成日時：2023年10月16日 13時
