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休暇明け、私とハリーはダンブルドアに呼ばれ校長室を訪れていた
見てほしいものがあると言われ、"憂いの篩"に垂らしたのはスラグホーンの記憶だった
水盆に顔を付けると、学生だった頃のトム・リドルとの会話の記憶だった
ｽﾗ「全く君は、大概の教師より情報通だね」
トム以外にも学生がいるのを見るとスラグホーンがお気に入りの生徒を集めて開かれる食事会だろうということが分かった
ﾄﾑ「先生、メリィソート先生がお辞めになるって本当ですか?」
ｽﾗ「いや、トム。知っていても言う訳にはいかん。…ところでパイナップルをありがとう。大好物だ!だが何故分かった?」
ﾄﾑ「…直感ですよ」
すると時刻を知らせる時計が鳴った
ｽﾗ「おやおや、こんな時間か!もうおやすみ。ディペット先生に見つかったら大目玉だ」
他の生徒が帰る中、トムは部屋に残っていた
ｽﾗ「早くしないかトム。夜更かしが見つかってしまうぞ」
それでも動かずスラグホーンから尋ねられるのを待っているかのようにじっと見つめている
ｽﾗ「何か話があるのか?」
ﾄﾑ「そうなんです」
その言葉をを待っていたとばかりに即答した
ﾄﾑ「先生にしかお聞きできなくて。他の教授は、その…先生と違って、誤解をするかもしれない」
ｽﾗ「言ってご覧」
ﾄﾑ「先日、図書館の"禁書の棚"である珍しい魔法に関する記述を目にしたんです。先生なら、詳しくご存知かと。確か…その魔法とは────」
その後に続く言葉はまるで水中にいるようにこもっていた
ｽﾗ「なんと言った…?」
しかしスラグホーンはトムが口にした言葉に血相を変えた
ｽﾗ「そんなものは知らん!たとえ知っていても教えることは出来ん!さっさと消えろ!二度とその言葉を口にするな!」
そこで記憶は終わり、私たちは"憂いの篩"から顔をあげた
ﾀﾞﾝ「混乱したかの。しない方がおかしい」
ハ「よく分かりません。何があったんです?」
ﾀﾞﾝ「わしが集めた一番重要な記憶じゃ」
『ですがこの記憶は少し…変です…』
ﾀﾞﾝ「そうじゃ。嘘がある。記憶に手を加えられておる。この記憶の持ち主であるスラグホーン先生によっての」
ハ「でも、なぜ自分の記憶をいじったんです?」
ﾀﾞﾝ「恐らく恥じたからじゃろう」
ハ「何故?」
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柊ｼｭｳ（柊）(プロフ) - さらさん» コメントありがとうございます。お待たせいたしました!私もドラコを思うと苦しいですが、その葛藤なども含めてとても好きです!楽しんで読んでいただければ幸いです! (10月19日 8時) (
レス) id: 2a0b252ff1 (このIDを非表示/違反報告)
さら - 続編更新ありがとうございます！！とっても楽しみにしてました！！謎のプリンスも結構大好きです！！ドラコ格好良すぎです！！たくさん更新ありがとうございます！！早速読みます！！ (10月17日 0時) (レス) @page12 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊ｼｭｳ（柊） | 作成日時：2023年10月16日 13時
