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私は度々必要の部屋を訪れていた
変身術は以前よりも使いこなせるようになり、はたから見たら動物もどきそのものだった
今の私にとっては感覚的にも動物もどきと何ら変わらず、もっと極めれば色んな動物に変身する事が可能だろう
現時点では今の猫の姿でも十分上出来だった
白猫から人の姿に戻ろうとしたが鈍い音が聞こえ物陰に隠れると、誰かが必要の部屋の扉を開けた
休暇中だからと油断していて中に入る事を許してしまった
コツコツと音を立てる足音が、しばらくすると鳴りやんだ
こっそりとのぞくと足元が見え、徐々に上へと視線をあげる
すると黒いスーツにプラチナブロンドの髪が見え、見知ったドラコの後ろ姿だった
ドラコは自身の目の前の棚に被さっている布を勢いよく剥がした
そこには以前"ボージン・アンド・バークス"のお店でドラコが見ていたキャビネットとそっくりだった
そのまま様子をうかがっていると、キャビネットを開け、手に持っていた青リンゴを中に入れて閉めた
杖を出すと目をつぶり静かに呪文を唱える
ド「
キャビネットを開けると中にあった青リンゴは無くなっていた
それを確認するともう一度閉めて呪文を唱えた
ド「
再びキャビネットを開けると先程入れた青リンゴが戻っていた
しかしよく見ると元の形のままではなく、一部が欠けていた
ドラコは青リンゴを手に取ると欠けた部分をじっと眺めていて、その表情は少しの喜びと怯えが混ざったような表情をしていた
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柊ｼｭｳ（柊）(プロフ) - さらさん» コメントありがとうございます。お待たせいたしました!私もドラコを思うと苦しいですが、その葛藤なども含めてとても好きです!楽しんで読んでいただければ幸いです! (10月19日 8時) (
レス) id: 2a0b252ff1 (このIDを非表示/違反報告)
さら - 続編更新ありがとうございます！！とっても楽しみにしてました！！謎のプリンスも結構大好きです！！ドラコ格好良すぎです！！たくさん更新ありがとうございます！！早速読みます！！ (10月17日 0時) (レス) @page12 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊ｼｭｳ（柊） | 作成日時：2023年10月16日 13時
