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『わｯ…』
背中に体重がかかるのを感じると、ブランケットと一緒に腕が回され後ろから抱きしめられた
首を横に向けると私の肩に顔を埋めるプラチナブロンドが目に入り、私はその頭をそっと撫でた
すると動物のように擦り寄ってくるので思わずクスッと笑みがこぼれた
『おはよう』
静かに囁けば、それに応えるように首筋にキスをした
甘えてくれるのが嬉しくて頭を撫で続ける
ド「…僕に何かしたか」
と眠気の残った声で尋ねられた
案外すぐに気づかれてしまったのでやはり相当疲れが溜まっていたのだろう
『んー…どうかしら?』
と少し考える素振りを見せて悪戯な表情を浮かべた
そんな私をドラコは少しとろんとした目でじっと見つめる
『まだ眠い?』
そう言いながら頭を撫でていた手で前髪を分けるように頬に滑らせ目の下を指でそっと撫でた
するとさらに抱きしめる力が増し、首筋から徐々に上に向かってキスの雨をふらせる
『ふふっ、どうしたの?』
擽ったくて耐えていると耳たぶを甘噛みされて小さく息をもらす
ド「どうして僕を喜ばせるのがそんなに上手いんだ」
耳元で囁かれて体を震わせた
『っ…そんなつもりはないけどっ…ちょっ…と、まってっ…』
次第に甘い疼きに変わっていき、キスをされる度に切ない声をこぼす
ド「こっち向いて」
そう言って私の後頭部に手を回して顔を引き寄せる
『な、に…?』
ドラコの方に顔を向けると
赤くなった私の顔を見て、生理的な涙が浮かぶ目元にキスをした
ド「可愛い」
その言葉にさらに顔を赤くするとドラコは表情を緩ませながら顔を近づけて唇にキスを落とした
ちゅ、と音を立てて離れていくと
私の体を反転させて正面から抱きしめた
ド「好きだ。本当に…大好きだ」
押し殺すような声にぎゅっと胸が締め付けられた
『っ…私も大好きよ』
私もドラコに応えるように強く抱き締め返した
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柊ｼｭｳ（柊）(プロフ) - さらさん» コメントありがとうございます。お待たせいたしました!私もドラコを思うと苦しいですが、その葛藤なども含めてとても好きです!楽しんで読んでいただければ幸いです! (10月19日 8時) (
レス) id: 2a0b252ff1 (このIDを非表示/違反報告)
さら - 続編更新ありがとうございます！！とっても楽しみにしてました！！謎のプリンスも結構大好きです！！ドラコ格好良すぎです！！たくさん更新ありがとうございます！！早速読みます！！ (10月17日 0時) (レス) @page12 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊ｼｭｳ（柊） | 作成日時：2023年10月16日 13時
