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大広間で朝食を取っているとロンが緊張した面持ちで席についた
今日はクィディッチの試合の日だからだ
ﾛﾝ「あれ、どうだった?」
ﾊｰ「あれって?」
『ディナーパーティーのこと?』
ﾛﾝ「そう」
呼ばれていないロンは食事会の様子を尋ねてきた
ﾊｰ「退屈だったわ。ハリーは楽しんだみたい」
私もハーマイオニーと同じ意見であまり馴染めなかった
『クリスマスにもパーティーをするそうよ』
ﾊｰ「誰か誘っておいでって」
ﾛﾝ「コーマック・マクラーゲンと行くんだろ?スラグホーン仲間の」
すぐに嫌味を言うロンには呆れてしまうがハーマイオニーもロンの言葉に表情を曇らせた
ﾊｰ「貴方を誘おうと思ってた」
ﾛﾝ「あっそ」
いつも喧嘩っぽくなるのは本当に見ていて焦れったかった
ﾗﾍﾞ「今日頑張ってね、ロン!」
するとラベンダー・ブラウンがロンに応援の言葉をかけた
ﾗﾍﾞ「貴方って、最高よ…!」
そう言って走り去っていった
その言葉がロンにとっては逆効果で、彼にプレッシャーを与えた
ﾛﾝ「僕もうやめる…!今日の試合が終わったらマクラーゲンにやらせろよ!」
ハ「好きにしろ。…ジュース飲む?」
そう言ってコップをロンへと差し出す
ﾙｰﾅ「おはよう」
するとグリフィンドールを象徴するライオンの被り物を被ったルーナがいつの間にかロンの隣に座っていた
ﾙｰﾅ「冴えない顔ね、ロン」
ロンの緊張してる様子を見て言った
私はチャンスとばかりにこのタイミングで口を開いた
『そうなのよ。だからジュースに何かを混ぜたのよね?』
とハリーに視線を送れば皆も同じようにハリーを見る
ハリーは手に持っていた"フェリックス・フェリシス"の小瓶を少し分かりやすく見せるとすぐにポケットにしまった
ﾊｰ「幸運の液体…?飲んじゃ駄目よ!ロン!」
ハーマイオニーの忠告を無視してロンは一気にジュースを口に含んだ
ﾊｰ「退校処分になるわよ?!」
ハ「さぁ、何の話?」
ﾊｰ「Aもなんとか言ってよ!」
『大丈夫よ』
焦るハーマイオニーを気にせずハリーも私も軽くあしらった
するとロンの表情がみるみると自信で満ち溢れた
ﾛﾝ「行くぞ、ハリー!楽勝だぜ!」
と先程の緊張とは打って変わり余裕そうな表情を浮かべるロンを見てハリーも口角を上げると、2人は握手を交わしてクィディッチの試合へと向かった
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柊ｼｭｳ（柊）(プロフ) - さらさん» コメントありがとうございます。お待たせいたしました!私もドラコを思うと苦しいですが、その葛藤なども含めてとても好きです!楽しんで読んでいただければ幸いです! (10月19日 8時) (
レス) id: 2a0b252ff1 (このIDを非表示/違反報告)
さら - 続編更新ありがとうございます！！とっても楽しみにしてました！！謎のプリンスも結構大好きです！！ドラコ格好良すぎです！！たくさん更新ありがとうございます！！早速読みます！！ (10月17日 0時) (レス) @page12 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊ｼｭｳ（柊） | 作成日時：2023年10月16日 13時
