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ﾊｰ「ずーっとその本を持ち歩いて、夜寝る時も一緒のくせに、"半純血のプリンス"が知りたくもないの?!」
私たちは雪が降り積もる休日にホグズミードへ向かうため、雪道を歩いていた
ハ「別に知りたくないとは言ってない!それに寝る時は一緒じゃないよ!」
ﾛﾝ「一緒だろ?!夜寝ながらお喋りしようとしても君その本ばっか読んでる!
Aとハーマイオニーみたいだ!」
ﾊｰ「私は知りたかった。Aもよね?」
『…そうね』
私はハーマイオニーほど知りたいとは思わなかったが、本当はなんとなく検討はついていた
ﾊｰ「だから───」
ハ、ﾛﾝ「「図書室へ?」」
ハ「それで?」
ﾊｰ「何もなし。"半純血のプリンス"に関することは分からなかった」
ハ「じゃあこの件はお終い!」
すると少し前をスラグホーンが歩いていた
ハ「バタービールでも飲まない?」
ハリーはスラグホーンが三本の箒に行こうとしていることを知り視線をスラグホーンに向けたまま私たちを誘うので、何か企んでいるのだろうという事はすぐに分かった
三本の箒に入るとカウンターではスラグホーンが客やスタッフと会話を楽しんでいた
ハ「あっちじゃなく、そこにしよう」
とカウンターが見えるテーブルを選んだ
店員が注文を尋ねるのでハーマイオニーがバタービール4つを注文するが
『私はコーヒーで』
と急いで告げた
席につくとドラコがトイレに入っていく所を見かけた
ﾛﾝ「なんだよ、あれ…」
私はドラコの様子が気になったがロンの落ち着かない声にロンの視線の先に目を向ければ、ジニーとディーンが並んで座っていた
ﾛﾝ「あの女ったらし…」
『ただ手を握っているだけじゃない』
ジニーの手を触るディーンを険しい表情で見つめるロンにコソッと言ってまた視線を2人に戻した
ﾊｰ「あとキスも」
ﾛﾝ「僕帰る…!」
ﾊｰ「え?冗談でしょ?」
妹のイチャつく姿が見ていられなくなったのか帰ろうとするロンにハーマイオニーは呆れたように苦笑いを浮かべた
ﾛﾝ「あれ、僕の妹だぞ!?」
ﾊｰ「だから?もしロンが私にキスしたらジニーは帰るかしら?」
ロンとハーマイオニーが言い合いをしているところにハリーが嬉しそうに手を振るのでそちらに目を向けるとスラグホーンが近づいてきた
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柊ｼｭｳ（柊）(プロフ) - さらさん» コメントありがとうございます。お待たせいたしました!私もドラコを思うと苦しいですが、その葛藤なども含めてとても好きです!楽しんで読んでいただければ幸いです! (10月19日 8時) (
レス) id: 2a0b252ff1 (このIDを非表示/違反報告)
さら - 続編更新ありがとうございます！！とっても楽しみにしてました！！謎のプリンスも結構大好きです！！ドラコ格好良すぎです！！たくさん更新ありがとうございます！！早速読みます！！ (10月17日 0時) (レス) @page12 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊ｼｭｳ（柊） | 作成日時：2023年10月16日 13時
