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ﾛﾝ「正直最後はやられるって思ったね」
クィディッチのチームに選抜されたロンは談話室のソファーに大きく腰掛けて自慢げに話した
ﾛﾝ「コーマックのやつ、泣いてないかな」
私たちはソファーを背にするようにカーペットに座りロンの話しを聞いていた
ﾛﾝ「あいつ、ハーマイオニーに気があるみたいだぜ?」
その言葉にハーマイオニーはロンに一瞬視線を向けるとすぐ手元の新聞に戻した
ﾊｰ「嫌なやつよ」
と、どちらに言ったとも取れるような言い方をした
ハリーはというと、魔法薬学の際に使った教科書を持ち帰り、ずっと読んでいた
ハ「この呪文聞いた事ある?"セクタムセンプラ"」
教科書を開きながら私たちに見せる
『聞いた事ないわ』
ﾊｰ「いいえ、ないわ!」
普通に返した私とは反して、不機嫌なハーマイオニーが強めに言った
ﾊｰ「その本を返すべきよ。恥を知りなさい!」
ﾛﾝ「手放すもんか。おかげで君を抜いてAと並んでクラスでトップだぜ?天才だって思われてる」
その言葉にハーマイオニーはロンを睨みつける
ﾛﾝ「何?」
ﾊｰ「誰の本か知りたいの。ちょっと見せて」
ハ「ダメだ」
ハリーから教科書を取ろうとするが避けられる
ﾊｰ「どうして?」
ハーマイオニーがハリーに向かって詰め寄るが後ろに逃げられる
ハ「本が脆くなってるから…」
ﾊｰ「本が脆くなってるから?!」
私はハリーの背後に回ると教科書を素早く取り、中を開いた
『"半純血のプリンス"』
ﾊｰ「誰?」
『そう書いてあるわ。"半純血のプリンス 蔵書"』
私はそう読み上げるとハリーに教科書を返した
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柊ｼｭｳ（柊）(プロフ) - さらさん» コメントありがとうございます。お待たせいたしました!私もドラコを思うと苦しいですが、その葛藤なども含めてとても好きです!楽しんで読んでいただければ幸いです! (10月19日 8時) (
レス) id: 2a0b252ff1 (このIDを非表示/違反報告)
さら - 続編更新ありがとうございます！！とっても楽しみにしてました！！謎のプリンスも結構大好きです！！ドラコ格好良すぎです！！たくさん更新ありがとうございます！！早速読みます！！ (10月17日 0時) (レス) @page12 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊ｼｭｳ（柊） | 作成日時：2023年10月16日 13時
