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校長室から寮に戻る途中、廊下を歩いていると向かいから歩いてくるドラコの姿があった
何か考え事をしているのか真剣な面持ちだった
『…ドラコ?』
静かに声をかけると我に返ったようにパッと顔をあげた
ド「A」
私の姿を見るなりほっとしたような表情を浮かべていた
向かい合って立ち止まるとやはり顔色が悪かった
『ちゃんと寝てる?』
私はそっと頬に手を添えて指の腹で優しく撫でた
ド「…あぁ」
そう言いながら撫でている私の手に頬を擦り寄せて目を閉じた
明らかに寝不足のように感じられたが、私は安心させるように反対の手も頬に添えると
背伸びをして額に触れるだけのキスをした
するとドラコは閉じていた目を開けると私の腰に腕をまわしてゆっくりと抱き寄せて肩に顔を埋めた
私は首に腕を回すと
『よしよし』
と手をドラコの頭に乗せ、子供をあやす様に優しく撫でた
ド「僕は子供か…?」
ドラコは私の行動がおかしかったのか小さく笑みをこぼした
『そうね…だから甘えてもいいのよ?』
と静かに囁けば
ド「…そうか」
と抱き締める腕に力を込めた
私はこの時ダンブルドアが言っていた事の意味が分かったような気がした
しばらくして腕の力が緩まったのを合図に体をそっと離す
ド「ありがとう」
と私の頭を撫でながら優しい表情を浮かべた
本当は何かあれば言って欲しかったがその言葉は飲み込んだ
『気にしないで』
と私も微笑み返した
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柊ｼｭｳ（柊）(プロフ) - さらさん» コメントありがとうございます。お待たせいたしました!私もドラコを思うと苦しいですが、その葛藤なども含めてとても好きです!楽しんで読んでいただければ幸いです! (10月19日 8時) (
レス) id: 2a0b252ff1 (このIDを非表示/違反報告)
さら - 続編更新ありがとうございます！！とっても楽しみにしてました！！謎のプリンスも結構大好きです！！ドラコ格好良すぎです！！たくさん更新ありがとうございます！！早速読みます！！ (10月17日 0時) (レス) @page12 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊ｼｭｳ（柊） | 作成日時：2023年10月16日 13時
