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緑と赤の閃光が激しくぶつかり合い、ヴォルデモートは時折こちらに向けて閃光を飛ばした
背にしていた壁は崩れ落ちるがなんとか耐える
ダンブルドアは私たちを庇うように前に立ち攻撃を防御していた
するとヴォルデモートは術を解き、悪霊の火を放つと巨大な蛇と化して襲ってきた
ダンブルドアはその炎を吹き飛ばすと大量の水の奔流にヴォルデモートを取り囲み、渦巻く水のなかに閉じ込めた
ハリーはその場からダンブルドアの元に移動するがダンブルドアによって後ろに吹き飛ばされる
ハリーの元に駆け寄ると水から抜け出したヴォルデモートが建物内の硝子を魔力で粉々に割る
無数の破片を刃物のようにこちらに向けて飛ばしてきた
ダンブルドアは私たちを背に隠すようにして硝子を砂の粒子に変えて逃れた
ヴォルデモートは顔から笑みを消し、大きく砂ぼこりが舞うと姿が消えていた
静寂の中怪しく風が吹いた
するとハリーの息を呑む声が聞こえ振り返れば呻き声をあげて倒れた
『ハリー』
私とダンブルドアはハリーにゆっくり近づいた
ハ「老いぼれめ!貴様の負けだ!」
ハリーはダンブルドアに向かって言葉を吐くがヴォルデモートがハリーとの絆を利用して中に入り込んでいた
ﾀﾞﾝ「ハリー…」
必死に追い出そうともがくハリーにダンブルドアも声をかける
私は苦しそうにしているハリーに近づき自分の瞳を見るように無理やり固定させる
先程の予言を聞いて私の瞳にはヴォルデモートを引き剝がすことが可能ではないかと考えていた
意識的に瞳に魔力を込め、ハリーの瞳のさらに奥の闇を見据える
『ハリー…』
言葉をかけながらさらに瞳に魔力を集中させる
『っ…はぁ……』
頭がズキズキと痛み息が上がるが今はそんなことどうでもよかった
ﾀﾞﾝ「ハリー。どれだけ彼奴と似ているかではない。どれだけ違うかだ」
ダンブルドアも私をフォローするように言葉をかける
ハ「あ゛ｯ…!ヤメロｯ…!」
未だに苦しむハリーの瞳から中に入り込み、光と闇を見極め黒い核心を捉える
自分の体内に流れる血が沸騰するように熱い
それに耐えながらハリーの中の闇を私の中に受け入れて従わせた
『はぁ…トム、っ……そこから出なさいっ!!!』
ｳﾞｫﾙ「ｸﾞｯ…!」
私の声に引っ張られるようにハリーの中から勢いよくヴォルデモートが飛び出した
『…はｧｯ……ｹﾎｯ…はぁ……』
その瞬間、時が止まったように私とハリーの荒い息だけが聞こえた
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柊ｼｭｳ（柊）(プロフ) - さらさん» 嬉しいです!本当にありがとうございます!実は炎のゴブレットが一番気合を入れて（主に恋愛部分を）書きました（笑）ファンタビも大好きなので前向きに考えておきます!続編までもうしばらくお待ちください! (10月9日 22時) (
レス) id: cb14a1b36f (このIDを非表示/違反報告)
さら - 本当にいい作品ですね！！オリジナルストーリーも入っていてとっても面白いです！！炎のゴブレットめっちゃ大好きです！！今度ファンタビもお話書いて欲しいぐらいです！！続き楽しみにしてます！！ (10月7日 23時) (レス) id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
柊ｼｭｳ（柊）(プロフ) - さらさん» こちらこそ作品を見つけていただきありがとうございます!そう言っていただけて何よりも嬉しいです!なるべくキャラを崩さないよう心がけていますが私情が入り、やりすぎていないか心配なところです…(笑)拙い文章ではありますが、温かな目で読んでいただければ幸いです! (10月6日 12時) (レス) id: cb14a1b36f (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして！！このお話見つけて今一から読んでます！！とっても読みやすくて大好きです！！私もドラコ大好きなので嬉しいです！！沢山の更新ありがとうございます！！読んでてドラコ格好いい〜って思ってます！！頑張って下さい！！ (10月6日 0時) (レス) id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊ｼｭｳ（柊） | 作成日時：2023年10月5日 10時
