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ﾏｰ「あ〜羨ましいわ!」
突然の言葉にマートルを見ると彼女の視線は私の胸を凝視していた
『わｯ』
私は咄嗟にお湯に浮かぶ泡をかき集めて隠す
ﾏｰ「初々しいじゃない!」
『やめてよ恥ずかしい…!』
マートルはグイグイ近づいてくるのでやめるように抵抗した
迫るマートルに抵抗するというやり取りが徐々に楽しくなり、2人でキャッキャしていると扉がいきなり開いた
ド「大丈夫───……か…?」
その声に私とマートルは動きを止め、ドラコを見つめる
ド「あ……いや…声が聞こえたから…その……何かあったのか…と……」
『……っ』
ドラコの挙動と今の状況にじわじわと恥ずかしさが込み上げてきた
私は涙目になりながら胸を両腕で隠した
ド「……悪ぃ」
その言葉にカッと顔が熱くなった
『っ…見ないでよバカ…!!!』
私が声をあげたと同時に扉が勢いよく閉まった
ﾏｰ『うぅ〜!可愛いわね〜』
私は口元を隠すように静かにお湯に浸かり直した
軽く身体の水分を拭き取り脱衣所の扉を開けると奥で背を向けて待っているドラコの肩がビクッと揺れた
私は声をかけずに黙って洋服を着る
ド「…A、悪かった」
流れる沈黙を破ってドラコは話し始めた
ド「本当に開けるつもりはなかったんだ…」
ドラコの言葉を聞きながら私は着替えを終えて濡れた髪にクシを通して毛並みを整えた
ド「…何かあったのかと…いてもたってもいられず…その…怒るのは当然だ…」
別に怒ってはいなかった
先程もドラコが言っていたように私のことを心配しての行動だと理解出来た
しかし、私は死ぬほど恥ずかしかったのだ
私は杖を振り未だに火照る顔を冷ますついでに濡れる髪に風を当てると髪は一瞬で乾いた
ド「…本当にごめん」
私は髪にもう一度クシを通すとドラコの方に体を向けた
『…終わったわ』
そう言って全ての作業を終えたことを伝えてもこちらを見ようとしない
『もういいわよ。それに…怒ってもいないわ…』
その言葉にようやく顔を向けると迷子の子供のような表情を浮かべていた
ド「ごめん」
『もう分かったわよ』
落ち込む彼が可愛くて口元が緩んだ
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柊ｼｭｳ（柊）(プロフ) - さらさん» 嬉しいです!本当にありがとうございます!実は炎のゴブレットが一番気合を入れて（主に恋愛部分を）書きました（笑）ファンタビも大好きなので前向きに考えておきます!続編までもうしばらくお待ちください! (10月9日 22時) (
レス) id: cb14a1b36f (このIDを非表示/違反報告)
さら - 本当にいい作品ですね！！オリジナルストーリーも入っていてとっても面白いです！！炎のゴブレットめっちゃ大好きです！！今度ファンタビもお話書いて欲しいぐらいです！！続き楽しみにしてます！！ (10月7日 23時) (レス) id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
柊ｼｭｳ（柊）(プロフ) - さらさん» こちらこそ作品を見つけていただきありがとうございます!そう言っていただけて何よりも嬉しいです!なるべくキャラを崩さないよう心がけていますが私情が入り、やりすぎていないか心配なところです…(笑)拙い文章ではありますが、温かな目で読んでいただければ幸いです! (10月6日 12時) (レス) id: cb14a1b36f (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして！！このお話見つけて今一から読んでます！！とっても読みやすくて大好きです！！私もドラコ大好きなので嬉しいです！！沢山の更新ありがとうございます！！読んでてドラコ格好いい〜って思ってます！！頑張って下さい！！ (10月6日 0時) (レス) id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊ｼｭｳ（柊） | 作成日時：2023年10月5日 10時
