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グリンゴッツ銀行があるダイアゴン横丁の裏路地に"姿現し"をすると、私は杖を自分に向けベビー二フラーに変身した
『ｷｭｰ』
高い声で鳴くとハリーはすくうように両手で私を持ち上げ、洋服のポケットの中にしまった
ハリーはグリップフックを背におぶると、ロンはその上から透明マントを被せた
ロンとハーマイオニーは緊張した面持ちで銀行へと入り、ハリーはその後に続いた
静かなエントランスをコツコツと音を響かせて歩いていく
突き当たりのフロントの前で立ち止まるが、ゴブリンは机に向かい作業をしており気づかない
ハーマイオニーがわざとらしく咳払いをするが、ガリガリとペンを動かしている
ﾊｰ「私の金庫を開けてもらいたい!」
努めてベラトリックスになりきるように声を張り上げた
ｺﾞﾌﾞ「身分証はお持ちで?」
そんなもの持っているはずもなく緊張が走った
ﾊｰ「そんなもの要求されたことは無い!」
その言葉にゴブリンはようやく顔を上げる
ｺﾞﾌﾞ「マダム・レストレンジ…!」
するとベラトリックスの姿を見たゴブリンは奥へと姿を消した
ﾊｰ「私は待たされるのは嫌いだ!」
ｸﾞﾘ「…バレてる。偽物だとバレてる…｡警告を受けていたんだ…」
グリップフックが声を潜めて話した
私はポケットから顔を出して辺りを見ると、私たちを警戒するゴブリンたちと警護の者が
怪しげな表情を浮かべながらこちらに近づいてくる
ﾛﾝ「ハリー…!どうするハリー…!」
ロンも後ろをチラチラ見ながら近づいてくる気配を警戒していた
ﾎﾞｸﾞ「マダム・レストレンジ。杖をお見せいただけますか?」
すると先程のゴブリンが頭取のボグロッドを連れて戻ってきた
ﾊｰ「そんな必要があるか?」
ﾎﾞｸﾞ「当行の方針でして。このご時世ですからご理解頂けますように」
するとハリーは忍び足でボグロッドへと近づく
ﾊｰ「断る!理解などしたくもないね!」
ハーマイオニーはなんとか切り抜けようと会話を続けている
ﾎﾞｸﾞ「恐れながら…こればかりは」
ハ「
するとハリーはボグロッドに向けて服従の呪文を放った
ﾎﾞｸﾞ「…結構です、マダム・レストレンジ。ご案内いたしましょう」
と先程の疑うような態度が一変し、にこやかな表情を浮かべ私たちを案内した
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柊ｼｭｳ（柊）(プロフ) - 3286Kij0さん» コメントありがとうございます。なるべく後味悪くならないよう意識して書いていたので、そういっていただけてとても嬉しいです!こちらこそ最後まで読んでいただき本当にありがとうございます! (11月7日 21時) (
レス) id: 2a0b252ff1 (このIDを非表示/違反報告)
3286Kij0(プロフ) - 初めまして。作品に出会って早3日ですが全部読み切ってしまいました（ ; ; ） とても感動的なシーンが多くて最後の方はボロボロ涙を流しながら見てました、、ドラコと夢主ちゃんがずっと幸せに過ごせるような世界線ですごく良かったです。ありがとうございました！ (11月7日 17時) (レス) @page49 id: ae7e22dfa3 (このIDを非表示/違反報告)
柊ｼｭｳ（柊）(プロフ) - 杏さん» コメントありがとうございます。申し訳ありません!すでに作成済みだったので変更が困難でした(泣)個人的にセブルスのラストは一番悲しいシーンだと思っています。今回はなるべく原作を崩さず作り上げたかったので、ご理解の上お楽しみいただけますと幸いです。 (11月3日 11時) (レス) id: 2a0b252ff1 (このIDを非表示/違反報告)
杏(プロフ) - 次のお話ですが、スネイプ先生はなんとか救済の方にお話進めてほしいです😭お願いします！！！ (10月30日 18時) (レス) @page1 id: 582f5ac820 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊ｼｭｳ（柊） | 作成日時：2023年10月30日 16時
