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ﾛﾝ「それ本当にあの女の?」
『間違いないわ』
私たちは岸辺で海風を感じながらグリンゴッツに潜入するための準備を始めていた
私は拷問された際、自分の洋服に付着していたベラトリックスの髪を念の為とっておいた
それを摘んで見えるように目の高さまで上げた
それをボトルに入れてポリジュース薬を作るとハーマイオニーに渡した
『貴女にこんなこと、させたくはないのだけれど…』
ﾊｰ「仕方ないわ。これが潜入するためには最善よ」
私は変身術が使えるため、小さな動物に変身して着いていくことになっていた
敵の毛は2人分しかなかったため、ハーマイオニーはベラトリックスに、ロンは人さらいのスカビオールに変身することになった
ﾊｰ「今更だけど、変身術でどうやって自我を保っているの?」
彼女の言葉にハリーもロンも不思議そうに私を見つめた
『えぇと……練習…?』
どう説明すればいいか分からず困惑して曖昧に応えた
ﾛﾝ「やめようハーマイオニー。天才を理解しようなんて無理な話さ」
ﾊｰ「そうね…愚問だったわ…」
そう言ってロンとハーマイオニーは諦めたようにポリジュース薬を飲み干した
ﾊｰ「…どう?」
グリップフックを連れたハーマイオニーが恐る恐る尋ねた
ﾊｰ「どう見える?」
『…だ、大丈夫よ…』
見た目はしっかりとベラトリックスに変身していたが、狂った雰囲気が全く感じられないのでやはり違和感は拭えなかった
ﾛﾝ「ひっでぇ…」
ロンはしみじみといったように呟いた
ハ「剣をハーマイオニーに渡して。グリップフック」
その言葉通りハーマイオニーに剣を渡すと、私たちは腕を前に出して手を重ねた
ハ「君が頼りだ、グリップフック。金庫に入るのを手伝ってくれたら剣は君のものだ」
その言葉を聞き、グリップフックも私たちと同じように手を重ねて"姿くらまし"をした
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柊ｼｭｳ（柊）(プロフ) - 3286Kij0さん» コメントありがとうございます。なるべく後味悪くならないよう意識して書いていたので、そういっていただけてとても嬉しいです!こちらこそ最後まで読んでいただき本当にありがとうございます! (11月7日 21時) (
レス) id: 2a0b252ff1 (このIDを非表示/違反報告)
3286Kij0(プロフ) - 初めまして。作品に出会って早3日ですが全部読み切ってしまいました（ ; ; ） とても感動的なシーンが多くて最後の方はボロボロ涙を流しながら見てました、、ドラコと夢主ちゃんがずっと幸せに過ごせるような世界線ですごく良かったです。ありがとうございました！ (11月7日 17時) (レス) @page49 id: ae7e22dfa3 (このIDを非表示/違反報告)
柊ｼｭｳ（柊）(プロフ) - 杏さん» コメントありがとうございます。申し訳ありません!すでに作成済みだったので変更が困難でした(泣)個人的にセブルスのラストは一番悲しいシーンだと思っています。今回はなるべく原作を崩さず作り上げたかったので、ご理解の上お楽しみいただけますと幸いです。 (11月3日 11時) (レス) id: 2a0b252ff1 (このIDを非表示/違反報告)
杏(プロフ) - 次のお話ですが、スネイプ先生はなんとか救済の方にお話進めてほしいです😭お願いします！！！ (10月30日 18時) (レス) @page1 id: 582f5ac820 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊ｼｭｳ（柊） | 作成日時：2023年10月30日 16時
