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ﾊｰ「ベラトリックスの金庫に、分霊箱があると思う?」
部屋を出てすぐお互い向き合うと、ヒソヒソと声のボリュームを落として情報を整理する
『私達が金庫に入ったと思って、他に何を盗んだか執拗く聞いていたわ』
私はマルファイ邸での出来事を思い返しながら話した
ハ「あぁ。絶対あそこにあるはずだ。やつの魂の欠片が…!探し出し、滅ぼせばあいつを倒すのに一歩近づく!」
ﾛﾝ「見つけたとしても剣を取られたらどうやって滅ぼすんだ?」
ハ「それはなんとか考える」
すると向かいの部屋の扉が開き、フラーが顔をのぞかせた
ﾌﾗ「とても弱ってるわ」
その言葉を聞き部屋へ入ると、確かにやつれたオリバンダーが椅子に腰掛けていた
彼もデス・イーターによって地下牢に閉じ込められていた1人だ
ｵﾘ「やぁ」
私たちの姿を見るなり弱々しく挨拶をした
ハ「オリバンダーさん。お聞きしたいことがあります」
ｵﾘ「なんなりと、ハリー」
ハ「どういう杖か見ていただけますか?使っても安全かどうか」
そう言って手に持っている2本の杖の内、まず1本をオリバンダーに見せた
これらの杖はマルフォイ邸にいた時に取ったものだった
オリバンダーは杖を観察するように見つめる
ｵﾘ「あー…鬼グルミと…ドラゴンの琴線…32センチか。頑固…実に頑固。この杖はベラトリックス・レストレンジのものだ。慎重に扱いなされ」
そう言って杖を返した
ハ「あと、これは?」
ハリーはもう1本の杖を渡した
ｵﾘ「サンザシと…ユニコーンのたてがみ。25センチ。ある程度の弾力…」
そこまで言って杖を耳に近づけた
ｵﾘ「これは以前、ドラコ・マルフォイの杖だった」
ハ「"だった"?…では今は?」
ｵﾘ「違うようだ…。君が勝ち取ったのだろう。杖の忠誠心が変わったようだ」
そう言ってハリーに杖を返した
ハ「まるで杖が感情を持ってるような言い方ですね。杖が…考えるみたいに」
ｵﾘ「杖が魔法使いを選ぶのじゃ、Mr.ポッター。そのことは杖の術を学んだ者にとって常に明白じゃった」
ハ「"死の秘宝"については何かご存知ですか?」
その言葉を聞き、表情を曇らせた
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柊ｼｭｳ（柊）(プロフ) - 3286Kij0さん» コメントありがとうございます。なるべく後味悪くならないよう意識して書いていたので、そういっていただけてとても嬉しいです!こちらこそ最後まで読んでいただき本当にありがとうございます! (11月7日 21時) (
レス) id: 2a0b252ff1 (このIDを非表示/違反報告)
3286Kij0(プロフ) - 初めまして。作品に出会って早3日ですが全部読み切ってしまいました（ ; ; ） とても感動的なシーンが多くて最後の方はボロボロ涙を流しながら見てました、、ドラコと夢主ちゃんがずっと幸せに過ごせるような世界線ですごく良かったです。ありがとうございました！ (11月7日 17時) (レス) @page49 id: ae7e22dfa3 (このIDを非表示/違反報告)
柊ｼｭｳ（柊）(プロフ) - 杏さん» コメントありがとうございます。申し訳ありません!すでに作成済みだったので変更が困難でした(泣)個人的にセブルスのラストは一番悲しいシーンだと思っています。今回はなるべく原作を崩さず作り上げたかったので、ご理解の上お楽しみいただけますと幸いです。 (11月3日 11時) (レス) id: 2a0b252ff1 (このIDを非表示/違反報告)
杏(プロフ) - 次のお話ですが、スネイプ先生はなんとか救済の方にお話進めてほしいです😭お願いします！！！ (10月30日 18時) (レス) @page1 id: 582f5ac820 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊ｼｭｳ（柊） | 作成日時：2023年10月30日 16時
