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私たちは駆け寄り階段の踊り場で彼と向かい合う
ﾊｰ「どこいたの?」
ﾛﾝ「森へ行ったかと…」
ボートハウスでハリーもヴォルデモートから直接語りかけられていた
"今夜禁じられた森に来なければ、皆を殺す"と
ハ「今から行く」
ﾛﾝ「正気か?よせ…!あいつに自分を差し出す気か?!」
ロンは止めるがハリーは悲しそうな表情を浮かべていた
ﾊｰ「どうしたの?ハリー…。何を知ったの?」
とハーマイオニーもまた悲しそうな表情で尋ねた
ハ「何故分霊箱の声が僕に聞こえるのか…なんとなく気づいてた。君もそうだろ?」
ハリーは全てを知ったのだ
ハ「Aも…スネイプの事も全部…知っていたんだね…」
と私を見つめながら言うハリーは腑に落ちたような表情を浮かべていた
きっと自分の役割を受け入れて覚悟を決めたのだろうが、それでも瞳には恐怖の色が見えて胸が締め付けられた
私は徐々に滲む視界を悟られないようにハリーに飛び込むと受け止めてくれた
『貴方は一人じゃないわ』
抱きしめた体はやはり震えていてハリーはそれを誤魔化すかのように強く抱きしめ返してからゆっくり放した
涙声で「一緒に行く」と言うハーマイオニーをハリーは制し、蛇を殺すように言った
ハ「蛇を殺せばあいつだけになる」
ここまできたら必ず成しとけなければならない
私たちも覚悟を決めるのだ
ハリーは"死ななければならない"
今夜それを果たしに行く
私たちはそれぞれの思いでハリーを送り出した
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柊ｼｭｳ（柊）(プロフ) - 3286Kij0さん» コメントありがとうございます。なるべく後味悪くならないよう意識して書いていたので、そういっていただけてとても嬉しいです!こちらこそ最後まで読んでいただき本当にありがとうございます! (11月7日 21時) (
レス) id: 2a0b252ff1 (このIDを非表示/違反報告)
3286Kij0(プロフ) - 初めまして。作品に出会って早3日ですが全部読み切ってしまいました（ ; ; ） とても感動的なシーンが多くて最後の方はボロボロ涙を流しながら見てました、、ドラコと夢主ちゃんがずっと幸せに過ごせるような世界線ですごく良かったです。ありがとうございました！ (11月7日 17時) (レス) @page49 id: ae7e22dfa3 (このIDを非表示/違反報告)
柊ｼｭｳ（柊）(プロフ) - 杏さん» コメントありがとうございます。申し訳ありません!すでに作成済みだったので変更が困難でした(泣)個人的にセブルスのラストは一番悲しいシーンだと思っています。今回はなるべく原作を崩さず作り上げたかったので、ご理解の上お楽しみいただけますと幸いです。 (11月3日 11時) (レス) id: 2a0b252ff1 (このIDを非表示/違反報告)
杏(プロフ) - 次のお話ですが、スネイプ先生はなんとか救済の方にお話進めてほしいです😭お願いします！！！ (10月30日 18時) (レス) @page1 id: 582f5ac820 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊ｼｭｳ（柊） | 作成日時：2023年10月30日 16時
