もう子どもじゃない②~JK~ (ページ34)

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ハチジュウヨンページ34

｢ただいま…｣

JK：おかえり、元気ないけど何かあった？

｢ううん笑なんもないよ、ただ疲れてるだけ笑｣

JK：そっか～お疲れさま

夕飯をテレビを観ながら2人で食べていると…

JK：このドラマ面白そうだね

｢ほんとだ！私の好きな俳優さんばっかなんだけど笑｣

JK：来週からだって

｢楽しみだ～｣

JK：じゃあ毎週日曜日は一緒にこのドラマ観ようね

｢……………｣

JK：……A？

｢あ、うん！観よう！笑｣

JK：やっぱなんかあった？

｢ないってば～笑｣

JK：ほんとに？無理しないでよ？

｢ありがとね｣

毎週なんて約束して良いんだろうか。
2週間後にはしばらく離れなきゃならないのに。
いつ話そう……私ですら受け止めきれてないのにこんな話できないよ……

いつもはジョングクがお風呂あがるまで待つんだけど今日は先に寝る事にした。彼を見る度に泣きそうになってしまう

｢ｸﾞｽｯ……離れたくない…ｯ｣

頭にそっと重みを感じる

｢ジョ、ジョングク……？｣

JK：ほんと嘘つくの下手だね…笑
ほんと俺の奥さんは手がかかるなぁ笑

｢………ジョングク、好き。好きだよ、大好き。｣

JK：うん、俺もだよ。A愛してる
ゆっくりで良いから話して？

｢…………急すぎて私もよくわかってないんだけど、、｣

ジョングクは私の頭を撫でながら目を逸らさず優しい顔で頷いてくれる

｢今日、社長令息の秘書として海外での会議とかに同伴しろって……言われた、、｣

JK：それは凄いことだよ？？そんな大役なかなか経験できないし得意の英語を生かせるじゃん

｢でも、１ヶ月……｣

JK：………ドラマ、録画しとくね。

そして、もう一つ。ユンギさんに言われた事がある

｢私の会社と海外にある仲が良い会社で何人かを交換？するみたいな事をするらしくてそれに私を推薦するって……｣

JK：え、じゃあそっちで働くことになるってこと、？

｢2年………｣

JK：………………ドラマ、観れないね、、笑

どうして、引き止めてくれないの。どうして、そんな悲しい顔するの。

｢ジョングクは私と離れても平気なの、、｣

JK：そんなわけないだろ。でも、これはAにとって大事だから。俺があれこれ言う権利はないよ

｢あるよ…！！私たち夫婦なんだよ？ジョングクは私の夫なんだよ？私はジョングクと離れるくらいなら仕事やめたって良い。｣

だってあなたを愛してるから、こんなにも。