もう子どもじゃない②~JK~ (ページ16)

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ロクジュウロクページ16

｢ただいまー｣

ｼｰｰﾝ

まだジョングクは帰ってないみたい

喫茶店ってことは夜ご飯いるのかな？

少しだけ多めに作るかな

私は1.5人前の料理を作ることにした

ちょうど出来上がった時に携帯にメッセが来た

JK：ごめん。まだかかりそうだから先に寝てて。

まだ20時なのに……そんな喫茶店で話すことある？てか同僚って女？男？てか2人？あーもうわけわかんない

明日、寝坊したくないから早めに寝るか……

私がベッドに入って数分後、玄関が開く音がした。時計は23：45。私も早く寝るとか言って何だかんだこの時間になった。

ｶﾞﾁｬ

JK：Aー？ｺｿｯ

小声で呼んできたけど寝たフリをしときます…

部屋を出てくかと思ったら足音はどんどん近づいてきて私の髪を撫でた

JK：ただいま。起きてるんでしょ？

｢………………｣

JK：なに？怒ってるの？

｢………………｣

JK：同僚が仕事やめようか迷ってるって言うから相談うけてたんだ。ごめんね遅くなって

｢………………｣

JK：まだ寝たフリするの？……キスするよ？

｢…………！！｣

JK：ほら、起きてるじゃん

｢起こされたの…！｣

JK：ごめんごめん笑

｢明日も寝坊したくないから寝かせて｣

JK：あたり強くない？

｢つ、強くない…｣

JK：なんかあったの？

｢何も……ないよ｣

JK：嘘つくのほんと下手だね笑

｢嘘じゃないし｣

JK：着替えてくるから待ってて

｢寝る｣

JK：寝たら寝たで良いけど

寝たいけど寝れない……そうもがいてるうちにジョングクがベッドに侵入してきた

JK：Aおいで

｢やだ、｣

JK：Aすきだよ

｢へっ？｣

JK：やっとこっち向いた笑

｢ち、ちがっ……｣

JK：Aが好きで好きでたまらないよ？

｢急になに…｣

JK：俺が女の人といるんじゃないかって思ったんでしょ？

｢え、なんで……｣

JK：それぐらいわかるよ笑Aのことずっと見てきてんだから

｢ごめん……私、｣

JK：うんいいよ。俺も詳しく連絡するべきだったね

｢ジョングクはこんなに大人なのに私は全然子どもで……｣

JK：大丈夫。いつ逆じゃん笑笑

｢そうだけど……｣

JK：Aすきだよ

｢わ、私もだいすき｣

JK：今週末、どっか行こうか

｢行きたい…！｣