もう子どもじゃない②~JK~ (ページ15)

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ロクジュウゴページ15

ｶﾗﾝｺﾛﾝ

｢んーー良い匂い｣

YG：よくこんな場所にあるお店見つけたな

｢たまたま道に迷った時に見つけたんです｣

YG：…………あぁそう

｢これがさっき飲んだのです｣

YG：安いな

｢そうなんです！！あの美味しさでこの値段ってもう最高ですよね！！！｣

YG：熱いな…

｢私コーヒーほんと好きなんです！！最初は飲めた方が大人かなって思って飲んだんですけどそれが思ってたより苦味も酸味も深くてもっと知りたくなって色んなコーヒーを飲んでみたいって思ったんです！！｣

YG：そ、そうか……でも旦那は飲めないからあんま行けてないって感じ？

｢まぁ、そうですね笑好きな人にしかわからない気持ちですから色んなコーヒーを飲みにまわりたいって言っても却下されます笑笑｣

YG：好きなものも共有できないなんて一緒にいて楽しいのか？

｢一緒にいれるだけで楽しいです笑｣

YG：なんだそれ

｢彼には魅力がありすぎて毎日ずっと見ていても飽きないしなんなら目が合うだけで好きが増してます笑｣

YG：惚気けられてるとこ申し訳ないが続かなさそうだな。

｢なっ！死ぬまで一緒にいますよ！！｣

YG：お前だけが惚れ込んでんじゃねーの？知らんけど。

｢知らないなら言わないでくださいよっもう｣

YG：俺はあまり人を信用できない。だからその気持ちが理解できない。

｢それも人それぞれの価値観です。私も誰しもが信用できるとはもちろん思いません。でもユンギさんは良い人です。口悪いけど。｣

YG：……………うるせーよ

とか言いながら耳は赤いユンギさんでした

｢ユンギさんけっこー買いましたね｣

YG：家でも飲めるようにな。

｢コーヒーの話できて楽しかったです｣

YG：…………………俺も。

｢ふふ、良かったです笑｣

YG：あと…………俺もお前は良いやつだと思うよ。

｢えー？聞こえませんでした｣

YG：あ？？耳ついてんのか？

｢大変恐縮ですがもう一度おっしゃっていただk｣

YG：言うかよ！！駅まで送る。早くしろ。

｢はーい笑笑｣

ユンギさんが心を開いてくれているようで嬉しかった

駅までなのもジョングクを気遣ってだと思うしね

｢今日はありがとうございました。また明日がんばります｣

YG：明日は誤字脱字なくせよ。

｢がんばります…！｣

YG：じゃあな。