もう子どもじゃない②~JK~ (ページ12)

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ロクジュウニページ12

ジョングクの傍まで行くと…

頬にはうっすら泣き跡があった

｢ごめんね……でも私はジョングク以外の男なんてこれっぽちも興味ないんだから…｣

寝顔すら整っている彼の顔を撫で、そっとおでこにキスをした

キスをしておでこから顔を離すとき、

まさかの……

さっきまで眠ってたはずの彼と目が合ったのだ。

｢…………………ぇ、｣

私はなんだか気まづくて、でもどうしたら良いか分からなくて変に焦るのに対して目の前の彼は顔を真っ赤にさせて硬直していた

｢あ、じゅっ準備し、なきゃ～｣

JK：ま、待って…！

｢ち、遅刻しちゃ、、｣

言い終わる前にはもう彼の腕の中だった

JK：まだ7時にもなってないのに遅刻するわけないじゃん

｢きょ、今日は早く行く日で…その…｣

JK：ほんとに嘘が下手だね

｢う、嘘じゃない………し｣

JK：あ、でも本当に遅刻しちゃまずいから早く説明してくれる？

｢え？｣

JK：昨日のこと。

｢あ、えっとあの人とは大学が一緒で私が軽音楽部でボーカルしててそれでなんか私の歌を気に入ってくれてて…その仕事で再会？したからもっかい聞きたいって事でラナ達も入れて大人数でカラオケ行ってお礼に送ってもらった。という訳です…｣

なんかうまく言葉が出てこなくてジョングクの顔もまともに見れない……

JK：ふーーーん。

｢でも、二次会は行かなかったよ…！｣

JK：それは当たり前じゃん。

｢は、はい…｣

JK：時間的に電車で良かったじゃん。

｢そうなんだけど借りはつくりたくないらしくて…｣

JK：そんなの向こうの都合じゃん。

｢私も一応、断ったんだけどそんなんで怒るなんて子どもだって…夫婦ならそんなんで不安に思わないって…｣

JK：……………うるせって…

｢でも………ごめん、｣

JK：俺こそごめん。痛かったしょ…？

｢いや、肩当てられたぐらいなんともだよ笑｣

JK：じゃあ仲直りのチューしよ？

｢うん……っ｣

｢待って遅刻する………！！！！｣

JK：や、やべぇっ……！！！！

朝から騒がしいのはいつになったら治まるのでしょうか…？笑笑

とりま解決？！笑