もう子どもじゃない②~JK~ (ページ11)

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ロクジュウイチページ11

｢もうここで大丈夫です…っ｣

YG：良いから。

部屋からマンションの前まではあんま見えないから大丈夫だとは思うけど……それにわざわざ見てるわけないと思うし

運転手：着きましたよ

｢すみませんっお金…｣

YG：いい。俺が払っとく。

｢あ、ありがとうございます…っ｣

YG：今日はわざわざ悪かったな。でも借りは返したからな？

｢はい…!｣

YG：じゃあ、また会社で。

｢あ、はい！今日はありがとうございました…！｣

YG：ん。

ユンギさんを軽く見送り中へ入った。

｢ただいまー｣

ｼｰｰｰﾝ

｢あれ？ジョングク？いないの？｣

電気はついてるけど返事がない
もしかして寝ちゃった？
でも、まだ9時前だしな……

そう思い、リビングの扉をあけると…

｢いるなら返事してよね｣

JK：…………。

｢ジョングク？｣

JK：………なに。

｢え、どうしたの？｣

JK：………こっちのセリフなんだけど。

｢…………え、？｣

え、嘘……見てた？？
でも…別にやましいことはないからな…

JK：時間が遅くなければ怪しまれないとでも？

｢ちょ、誤解してない？｣

JK：聞きたくない。

｢違うってジョングク…！｣

JK：うるさい。俺もう寝るから。

｢ねぇっ…｣

ドンッ

ジョングクは私の止める手を肩で拒み、寝室へ行ってしまった。

一応、窓から見えるか確認すると……

まさかのふつーに見えるという……

多分、私がドアが開いた後にお金を出そうとしてユンギさんが良いって言ってくれての会話があったからユンギさんの事も窓から見えたんだ……

誤解は解きたいけどそれより私が浮気なんてするわけないのに……実際それっぽいの見ちゃったわけだから信じる信じないとかじゃなくても話ぐらい聞いてくれたって良いのに……、、、

私も疲れたからお風呂に入ってソファーで寝ることにした。

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｢ん…………、、｣

目が覚めると、カーテンの隙間から光が漏れていて朝だとわかった

時間を確認すると6時半でいつもより少し早くに目が覚めたみたいだ。

私はなんだか嫌な予感がして寝室を覗いてみることにした。

ベッドの上には布団にくるまったジョングクがいて安心した