元彼ジョングクくん (ページ8)

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'08 ページ8

｢出てって。｣

JK：Aを諦めるなんて無理だよｯ

｢早く、彼女作ってよ……ｯｯ｣

JK：やだ……A以外いらないよ…

｢自分の事ばっか…！！｣

JK：Aいつからそんなにおかしくなっちゃったの……

なんか呆れてきた。自分の時は気づかなかったくせに、今でも気づいてないくせにテヒョン先輩のせいにして挙句の果て私をおかしい呼ばわり。

JK：ねぇ……A、、

｢………………｣

JK：もうあの先輩と関わるのやめなよっ

｢は？｣

JK：俺がそばにいるからｯｯ
ずっとずっとAのそはにいるから……！

｢それが原因ってなんでわかんないの？｣

JK：え……？

｢この際だから言うね。｣

｢私はグクと付き合ってるせいでずっといじめられてきた。最初はそれでもグクが好きだから離れなかったけどいじめは日に日にエスカレートしてって耐えられなくなった。だからグクと別れる事にした。そしたらいじめがぴたり無くなったの。なのにグクは私に構うから……全然気づいてくれないし、私を助けてくれたテヒョン先輩の事を悪く言うし、、みんな酷すぎるよｯｯ｣

グクの前で泣くなんていつぶりだろう。高校生になってから初めてかもしれない。

JK：お、俺のせい……

JK：そっか、、ごめんね。気づけなくて……そりゃあ彼氏失格だよね、、

グクの悲しい顔なんか見たくなかった…ｯｯ
私だって今でも好きなんだもん……好きな人の悲しい顔なんて見たいわけない。

JK：もう、、Aには関わらないよ。ごめん。

グクはそう言って保健室を出てった。

これでもういじめられない。これでもうグクと戻ることはない。これでもうグクと話すことはない。これでもう………これでもう、グクとは終わり…、、

｢うぅっ………グクｯｯ………すきっ、、｣

時計の秒針の音だけが響く保健室で私は泣いた。何度もグクの名前を呼びながら………。

昼休みに屋上へ行くとテヒョン先輩は私の顔を見て驚いて、あった事を話すと……

TH：そいつ誰？？今から殴りに行こ？

｢や、やめてください｣

TH：どうしてAちゃんは仕返ししないの？

｢そんなの何もプラスになりませんから。余計拗れるだけです｣

TH：合同だったなら彼氏くんも見てたんじゃないの？

｢保健室まで運んでくれたので今までの事を正直に話しました。｣