元彼ジョングクくん (ページ5)

今日:4 hit、昨日:22 hit、合計:144,416 hit

'05 ページ5

TH：あー早くお菓子食べたいな

｢屋上で良いじゃないですかっ｣

TH：Aちゃんに新しい人が出来たって分かればもういじわるしてこなくなるんじゃない？

｢で、でもっ｣

それは良い案だとは思うけど、どっかでグクにそうそう思われたくないって気持ちがあった

TH：はい到着～～

｢テヒョン先輩やめましょｯｯ｣ﾋｿｯ

TH：Aちゃんの席どこ？

｢そ、そこです……｣

TH：わ～～斜め後ろの子すごいね！俺よりモテてるかも笑

｢…………………｣

クラスは大騒ぎ。グクの周りにいる女子たちも驚いていて、グクはひどく傷ついた顔をしている

TH：マカロン！すごいねAちゃん

｢いえ…｣

TH：ん～～美味い

｢ありがとうございます…｣

TH：あーAちゃんと付き合ったら幸せだろーなぁー？？？？

｢ちょ、声でかい…ですｯ｣

この人は何をしたいんだ……、、
もうこの場から消えて無くなりたい

JK：あの。

TH：わぁ、イケメンっ

JK：A困ってるんでやめてください

TH：困ってる？どこが？

JK：見るからに困ってるじゃないですか

TH：そう？俺には全くそう見えないけど、君にはなんでそう見えるのかね？

JK：…………何が言いたいんですか

TH：別にっ？とにかく君には関係ないよね？

JK：ｯｯ……………

グクは口籠もらせている

女子：グクくーん、早く食べよ～？

JK：あ、うん

何を期待してんだ私は。
テヒョン先輩は何事もなかったかのようにマカロンを食べてるし……

にしても、女子たちの視線が痛い。
グクの次はテヒョン先輩でいじめられるのでは？あれ、、そんな気がしてならない。こんなイケメンこんな事してたら……反感買うに決まってる…どうして気づかなかったんだわたし

TH：Aちゃん？

｢や………っ｣

TH：ど、どうしたの…？？

｢もっ、、いやｯｯ｣

TH：泣かないで…ｯｯ

我慢できなくて泣いてしまう…。
ヒソヒソ聞こえるのは｢泣いて落とすとかやってんな笑｣｢ほんと男好きって無理だわ～｣

今までは裏でしか言われた事がなかったからこうやってみんなの前で言われると精神的に辛い。。

テヒョン先輩は私の手を引いて教室を出た

TH：ごめん。。俺、助けるつもりだったのに……ごめんっ

｢テヒョン先輩、、もう私に構わなくて大丈夫ですよ｣

TH：そんなこと言わないで？

｢同じこと繰り返すだけですから…ｯｯ｣

怖くて堪らないんだ