元彼ジョングクくん (ページ36)

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テヒョン先輩の言葉にグクはどんどん暗くなる

TH：モテるって大変だよねぇわかるわかる

JK：だからあんな目立つとこだったんだ…、

TH：本命いるんならどんな理由あってもあーゆーことしちゃダメでしょーよ。

JK：………、すみません、

TH：俺だってせっかくAちゃんを諦めたっていうのにさ。この俺が手を引いてあげたのにさ。

JK：反省してます…

TH：まぁ、俺は？久々にAちゃんとお昼食べれたしバナナキックも貰えたからいーけどーー

JK：！！

テヒョン先輩は意地悪げに笑って去ってった。

JK：バナナキック……

｢グクが雑用頼まれたと思ってたからご褒美に買ったの。そしたらテヒョン先輩に会ったから…｣

JK：いつもAが辛い時に現れるね…

｢まぁ、そうだね｣

JK：ｯｯ…………

｢グク……？｣

JK：え、あ、ううん。

｢そう？｣

・

SN：Aさん、おはよー

｢スビンくんおはよう｣

JK：………俺には挨拶ないの？

SN：浮気者の君にはないよ

JK：誤解だってっ

SN：生徒ホールちゃんと見てから教室きた？

JK：え、？

スビンくんの言葉に私とグクは生徒ホームに向かった。そこにはたくさんの人がいて掲示板を囲ってるようだ。

｢ｯｯ…………、｣

JK：んだよ、これｯｯ！！

そこには遊園地でレナちゃんがグクにキスした時の写真から昨日のお弁当を一緒に食べてる写真。あーんしてる写真とか口に付いたご飯粒を取ってあげてる写真。とにかく2人の写真で埋め尽くされていた。

～：遊園地行くとか確信犯じゃん笑

～：前まで逆だったけど、Aさん可哀想～笑

～：結局はその程度なんでしょ笑

～：待って待って、後ろいるいるｯ

私たちに気づいた途端、何故か見やすいように道が開いた。

JK：誰が撮ったか知ってる人いる？

ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ

JK：……はぁ。剥がすか。

｢て、手伝う｣

JK：うん、ありがとう。……ごめんね

｢ううん、、笑｣

RN：ジョングク先輩ｯｯ、、

JK：おまえｯｯ、！

RN：きゃｯｯ痛いですｯｯｯｯ

｢グクやめて、暴力はダメでしょ…｣

JK：ﾁｯ

あまり怒らないグクが女の子相手に、ましてや年下の後輩に怒ってるなんて私ですらパニックになるのにレナちゃん本人は更にパニックだろう…。

JK：お前の仕業だろっ

RN：違いますｯｯ！！私は何も知らないです！！！信じてください、、ｸﾞｽｯ