元彼ジョングクくん (ページ30)

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デート当日、今までで一番張り切っていて緊張している。

早起きしたのに家を出る時間まであと5分も無かった。濃すぎるチークも時間的に直せないし巻きすぎた髪もスプレーで固めてしまったし……グクに笑われないか不安で仕方ない

約束場所の駅前まで行くともう既に到着していたグクはスマホをいじっていて私には気づいていない。

前髪を整えて、グクに近づくと

｢グク……っ！｣

JK：？…………ｯｯ

｢へ、変かな……、？｣

JK：う、ううん……めちゃくちゃ可愛い…

｢本当にそう思ってる……？｣

JK：もちろんっっ

｢…………嘘つき｣

JK：なんでっ！可愛すぎてうまく反応できなかったの…。そんな可愛くして来るなんて聞いてないよ…

｢グクこそ、、髪セットしちゃって…かっこいいじゃんか｣

JK：Aにそう思ってもらいたくて頑張ったんだ

｢なんか……いろんな人に見られる、笑｣

JK：俺らがあまりにもお似合いだからじゃない？笑

｢だ、だと嬉しいなぁ…笑｣

緊張でぎこちない喋り方しか出来なかったけど遊園地に着いたら緊張なんて吹っ飛んだ

｢あのジェットコースター乗りたい！！｣

JK：めっちゃ並んでるし、絶対面白いよ！

｢じゃあポップコーンかなんか買って並ぼうよ｣

JK：そうしよ～

JK：さっきの店員のおばちゃん、前もいたよね？笑

｢さすがにそれは……笑｣

JK：絶対そうだよ！！笑

｢だとしてもなんで覚えてるの笑笑｣

JK：印象的だったのかな…？笑

｢それ良い意味で言ってる？笑｣

JK：んーーわかんない！笑

そんな余計な事を言ってしまうグクは相変わらずでポップコーンを彼女に遠慮もせずに3分の2は食べてしまった……これも相変わらずで……笑

JK：あとは……観覧車だけだね

｢そうだね｣

JK：良い感じに暗くなってきたし、綺麗だろうね

｢楽しみ｣

JK：うん……

私はソワソワし出したグクに違和感を覚えながらも案内人に従い、観覧車へ乗り込む。

｢わぁ、きれい……｣

JK：……………

｢グク……？どうかしたの？｣

JK：き、きれいだなぁって！笑

｢ふぅん？｣

JK：あ、あれ学校じゃない、！？

｢え、どこ…｣

JK：え、えっと……あれだよあれ！

明らかに怪しい。何を企んでおるのだ

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新作出したので良かったら読んでみてくださーい

メンヘラ彼氏～JK～

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