元彼ジョングクくん (ページ22)

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男：ところで……2人は復縁したってこと？？

そんな男子の一言で一気に静まった教室。
そういえば両想いってのはわかったけど改めて付き合おうとかそういった事は言われてないなと気づく

JK：ちゃんと、言わなきゃだよね

ドキドキと心臓がうるさい

ぐいっ

TH：お取り込み中悪いけどAちゃん借りるね

｢えっ、テヒョン先輩ｯｯ！？｣

JK：ちょっとｯｯ

TH：君にAちゃんは任せられない

JK：でも、俺たちりょうおもｯｯ……!?

グクが言葉を言い切る前に私の視界は真っ暗に___

TH：きて。

そのまま強引に手を引かれ教室を出た

｢テヒョン先輩……！！｣

TH：…………

｢止まってｯｯ｣

TH：………Aちゃん

｢なんであんな事したんですかｯｯ｣

TH：嫌だった？

｢まずキスしてくる意味がわからないです…ｯ｣

TH：余りにも2年フロアが騒がしいと思って覗いたら……2人が復縁しそうなんだもん。あーするしかないしょ

｢私を気遣ってくれるテヒョン先輩は本当に優しいと思いますし、嬉しいんですけど私はもう一度グクと頑張るって決めたんです…ｯ｣

TH：頑張る？何を？

｢何をって………周りからの色々からです…｣

TH：そんなの上手くいきっこないよ

｢ｯｯ………やってみなきゃわかんないじゃないですか｣

TH：また泣いて辛くなるだけだよ。

｢テヒョン先輩はどうしてそんなに…｣

TH：好きだから。

｢、え？｣

TH：Aちゃんが好きだからだよ。

｢な、何言っｯｯん、｣

TH：どうして拒まないの？

｢だって……｣

テヒョン先輩があまりにも悲しそうで今にも消えてしまいそうな顔をするもんだから、本当は拒まなきゃならないキスも受け入れてしまった___

グクが好きなのに………何してんの私

・

教室に戻るとグクはいなくて女子達に囲まれる

女：チェさんは誰が好きなわけ？

｢グクだよ……｣

女：じゃあテヒョン先輩のあれは何？まじで何がしたいのお前

｢…………｣

女：速攻、浮気かよ笑笑ほんとクズだな笑

｢………さい｣

女：あ？

｢うるさいｯｯ！！！｣

女：は？逆ギレ？ないわー

｢何も知らないくせに勝手に話作って広めて、そっちこそ何がしたいの！？｣

女：な、なによｯｯ

｢私が誰とどうなろうとあなた達には全く関係ないでしょ！｣

半端ない疲労感を感じながらグクの行方に不安になる