元彼ジョングクくん (ページ3)

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TH：辛かったね……よく頑張ったね

｢うっ………ｸﾞｽｯ｣

TH：泣いたら負けって思うタイプでしょ？

｢え、なんでわかるんですか｣

TH：いやぁ？ずっと泣くの我慢してたんだなって思ったから

｢そ、ですか｣

彼は時々エスパー的な発言をするから少し怖い

TH：お昼ご飯とかどうしてるの？

｢あ、1人です…笑｣

TH：じゃあ俺とここで食べよーよ

｢え？そんな悪いですよっ｣

TH：いーから！！

｢ありがとうございます、笑｣

気が軽くなった私は次の授業は受ける事にし、教室に戻った。

席が斜め後ろのグクは何かを言いたげな顔をしているけどその周りには女子たちが、ここはホストですか？ってくらいにいた

昼休みになり、私はお弁当を持って教室を出る。

JK：ま、待って

｢……………何｣

JK：どこ行くの、？

｢どこだって良いでしょ？ジ̀ョ̀ン̀グ̀ク̀く̀ん̀には関係をないんだから。｣

JK：………………。

泣くのを堪えて屋上へ向かった

TH：あ、きたきた

｢ほんとに良いんですか？｣

TH：もちろん！てか、なんで泣きそうなの？

｢あーえっと、｣

私はグクがまだ未練をもってくれてることを話した

TH：そんなに思ってくれてるなら相談したら守ってくれたんじゃない？

｢でも、自分からいじめられてるって言うの情けなくて……｣

TH：ほんと強がりさんだね？笑

｢…………どうですかね、笑｣

TH：お弁当、手作り？

｢そうです｣

TH：えーいいな。俺の親、仕事でほとんど家にいないから作って貰えないんだよね

｢だからパンなんですね｣

TH：そうそう。あ、君お弁当俺にも作ってよ！

｢ふふ笑いいですよ笑｣

TH：やったぁ

｢あ、今更ですけど私チェAって言います｣

TH：あ、、名前聞いてなかったね笑笑

｢はい笑｣

久しぶりに人と一緒に食べるお昼ご飯は美味しくて楽しかった。

TH：じゃあ、明日楽しみにしてるねAちゃん

｢はい！｣

次の日の昼休み、お弁当を2つ持って教室を出ると…

JK：A…っ！

｢……………｣

JK：そ、それ誰の……分？

｢言う必要ない｣

JK：もしかして、、新しい彼氏…？

｢ち、違うよ｣

JK：そっか………！

今、そうだよ。って言ってたらもうグクは私に声をかけてくれなくなるんじゃないかと思った。また自分を守ってしまった、未練がタラタラなのは私の方が強いのかもしれない。