元彼ジョングクくん (ページ18)

今日:2 hit、昨日:22 hit、合計:144,414 hit

'18 ページ18

｢どうして……？｣

JK：……2人きりにしたくないだけ

｢テヒョン先輩に聞いてみるね…！｣

JK：うん、よろしく

テヒョン先輩、良いって言うかなぁ…？
すっかり良くなった体をベッドに投げ込めば、テヒョン先輩とのトーク画面と睨めっこする

でも聞くしかないし……！
そう決心して送ったら、すぐに返事がきた

TH：まぁ俺もグクくんに聞きたい事あるし良いよ。あと、お父さんにありがとうって言っといてね

何を聞くの…？てか、グクとテヒョン先輩は会ったって言ってたよね…？なんか話したのかな？

｢今日、グクと会ったみたいですけど…何か話したんですか？｣

TH：会釈して終わったよ。

━━月曜日━━

昼休みまでの時間をこんなに早く感じたのは初めてだ。グクはチャイムとほぼ同時に私のとこへ来た

女：ちょっと、グクくん？私達と食べないの～？

JK：うん、ごめん。

女：そんな女にま̀た̀騙されちゃだめだよ～

JK：そういうの勝手に君たちの価値観で決めないでくれる？

女：え……？

JK：いつまでもにこにこしてると思うなよ

JK：A行こ

｢う、うん…｣

JK：どう？俺、かっこよかった？笑

｢グクじゃないみたい…｣

JK：A以外からの好意は必要ないから。

グクが女子にあんな怖い顔するの初めて見た。もちろんあんな言葉遣いも……

ｶﾞﾁｬ

TH：おーきたきた

JK：お邪魔します

TH：んー！だめ！Aちゃんは俺の横！そして俺は真ん中！

JK：は、はぁ…

TH：さっそくだけど君は昨日、Aちゃんの家で何してたの？

JK：看病です

TH：ふーん。Aちゃんすごい元気だったけどね

｢あ、あれは起きた後だったからで…｣

TH：俺を頼ってくれれば良かったのに。そしたらAちゃんはいじめられないで済む

JK：もうそんな事は起こさせません

TH：はぁ？

JK：もう、Aに辛い思いはさせません。前の俺とは違うんで。

TH：Aちゃんはどう思ってるの？

｢わ、私は……もちろんテヒョン先輩にはすごいお世話になって感謝だらけで……そう怒ってくれるのも嬉しいです。でもやっぱグクが好きで、今までいじめから逃げてきたけど……もうそれじゃだめだなって…｣

TH：どうして自分を悪く取るの？Aちゃんは何も悪くないよ。好きな人と一緒にいただけで、付き合ってただけで、いじめられたんだよ？

ご飯なんて味わえる状況ではなくてやや修羅場化した屋上。

・