元彼ジョングクくん (ページ17)

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いつの間にか寝てしまってたみたいだ。目を覚ますとグクはもういなくて……外は真っ暗だった。ありがとうって連絡した方が良いよね…？

そう思ってカバンに入れっぱのスマホを取り行こうとベッドを降りる。すると、1階が騒がしい。

リビングに足を運ぶと……

母：あ、A体調どう!?

｢だいじょ………ぇ？｣

父：熱は下がったのか？？

｢え、なんで……｣

母：彼、Aの事が心配でお見舞いに来てくれたのよ！

父：お父さんは彼みたいな男なら歓迎するぞ！

｢え、ちょっと待ってよ…｣

どうしてテヒョン先輩がここに……？
グクは？？二人はグクに会っていないの？

TH：ごめんね、驚かせちゃって

｢どうしているんですか…？｣

TH：お昼ご飯食べた時から具合悪そうだったし、連絡も繋がらなかったから気になってさ

｢そ、そうだったんですね…っ｣

TH：Aちゃんの顔も見れた事だし、僕はこれで！

母：ほんとにありがとね～

父：車で送っていこう！

TH：いや、悪いです！僕が勝手に来ただけなのでっ

父：いやいや、送らせてくれ

テヒョン先輩はお父さんの車で帰ってった。

｢お母さんいつ帰ってきたの、？｣

母：18時半ぐらいかな

｢その時、テヒョン先輩がいたの…？｣

母：玄関に彼がいたのよ

｢そ、そうだったんだ｣

母：冷蔵庫に大量の冷えピタとゼリーが入ってたけど…今月のお小遣いまだあげてなかったけど足りた？

｢あ、大丈夫だよ……｣

私は部屋に戻ってグクに電話した

JK：A？起きたの？

｢うん……｣

JK：…………帰る時あの人に会ったよ

｢テヒョン先輩……？｣

JK：もしかして、まだいるの？？

｢今さっき帰ったよ…｣

JK：Aの親御さんは？？

｢いるよ…｣

JK：じゃあ会ったってこと…？

｢うん……。それでお父さんの車で帰ってったよ…｣

JK：そ、そっか……ｯ

｢あ、あの……グク｣

JK：な、なに？

｢お金使わせちゃってごめんね…ｯ｣

JK：あんなの大したことないよ笑

｢ううん、ありがとう｣

JK：でも、元気そうで良かった

｢グクが看病してくれたからだよ｣

JK：………俺が風邪ひいたら………そん時はよろしくね、A

｢大量の冷えピタとゼリー買ってくね笑｣

JK：うんっ笑

｢じゃ、じゃあ切るね…っ｣

JK：あ、あのさ…！

｢うん？｣

JK：月曜日さ。お昼、俺も入れてくれないかな？もちろんその先輩も一緒に………どう？

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