元彼ジョングクくん (ページ15)

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女：チェさんどういうこと？

｢どういうって……｣

女：センターにしてってスビンくんに頼んだんでしょ。私だってセンターで踊りたいのに…！

そう言うのはグクの隣に名前が書かれて喜んでた女の子。一体、どっちなんだ…。とんだとばっちりだ。私は断ったのに、、スビンくんは良い人だと思ってたのに……もう誰も信じれないよ……

SN：僕が無理やりしたんだ…！

女：この女なんか庇わなくて良いんだよ？

SN：断られたのに……何も言わずに決めたのれ僕だよ。Aさんごめん…。

こんなクラス中が見てるなか謝罪されるなんて余計頭が痛くなる…

JK：じゃあ俺の隣で踊れば良いよ

この人は何を言っているんだ。さっきよりざわつく教室。グクはセンターのひとつ後ろ。たいした変わらないじゃないか。

女：え……私はどうすれば良いの？

JK：スビンの横で踊りたいんでしょ？なら俺はAの横で踊りたいから良い話だと思うんだけど。

女：ｯｯ……

JK：そういうわけで、スビンよろしく

SN：あ、あぁ。わかったよ…！

グクが私と踊りたい発言をしたせいでもちろん私に向くのは痛い視線で……でもその後なにが怒るんだろうとか考えれるほど元気はなくて頭が回らない。

その途端、チャイムが鳴った。
それは練習時間の終わりを告げる
バイトとか部活がある子達は一斉にいなくなり、私もそれに紛れて帰ろうとしたら……手を掴まれる

JK：一緒に帰ろ

｢……むりｯｯ｣

JK：1人で帰れそうには見えないよ？今にでも倒れそう…

｢離してっ｣

JK：離さない。絶対に。

｢ｯｯ…｣

グクは少し強引にそのまま私の手を引いて学校を出た。私はただ泣きたかった。なんでかはわからないけど泣きそうで唇が震え、眉間に勝手に力が入る

JK：ぷっ笑ひどい顔

｢……、、｣

JK：あー、でもそんな顔も愛おしくて可愛い…

｢……………もう、なんなのｯｯ｣

JK：んー？なにが？

｢とぼけんなっっ｣

JK：だってA、朝からずっと具合悪そうだったし100%俺が原因だって思ったから何とかしたくて。

まぁ、原因が俺じゃなくても何とかしたいけどね、と付け足すグク。そして私の顔を両手で包み……

JK：それに…俺もヘタレ卒業しなきゃだからさ

｢…………なんで、、｣

JK：なんでもなにもないよ。Aが好きだからだよ。

｢……別人みたい｣

JK：それを言うならAもだけどね？笑
あ、あと。ダンス頑張ろうね