元彼ジョングクくん (ページ1)

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私はチェA、高校2年生になったばかり。

この間の春休みに付き合っていたグクと別れた。グクとは中1の頃から付き合っていて4年目を迎える直前に振った。理由は周りの女子達……

女：早く別れろよ！

女：人前でいちゃつくとか見せつけすぎなんだよ！

女：ちょっと可愛いくらいで調子のんなよ

女：グクくんには釣り合わないわよ！

などなどあげればたくさん出てくるが中学では考えられなかった中傷的な言葉を受けるのが日常になった。高１の秋を迎える頃には物は盗まれ、壊され、さりげなく足をかけられたり、トイレなんて行ったさえには髪を引っ張られるなどの傷にならないようなずる賢い暴力を振るわれた。私はそれに耐えられなくなった。だから大好きなグクと別れることにした。

もちろん、振る時は辛くて辛くて……
でもいじめの事は言えなくて……

JK：A……俺の事もう好きじゃなくなったの、？

｢ｯｯ……………うん、そうだよ｣

JK：もう少しで4年目の記念日じゃん、、俺、準備たくさんしてたんだよ…？Aを喜ばせたくて…

｢ごめん、そういうの重い。うっとうしいの｣

JK：Aどうしたの…？Aはそんなこと言う人じゃないでしょ

｢ううん、私はこういう人だよ。好きだからフィルターでもかかってたんじゃない？目、覚ましなよ｣

JK：………………そか

グクは泣いてたし最後までやっぱ別れたくないって言ってくれたけど、、私は弱い人間だから女子たちから解放されたくて……拒む事しかできなかった

なのに、なのに

JK：Aおはよ

｢………………｣

JK：挨拶くらい返してよ～

｢……………………おはよ｣

JK：あ、後ろ寝癖ついてるよ？笑
相変わらずかわいいなぁ

｢や、やめてｯｯ！触らないで…｣

JK：ｯｯ…………ごめんね

別れてからピタリといじめはなくなった。でも仲良くしてくれる女子なんていなくて……今まではグクとべったりだったけど今となってはいわゆるぼっちってやつだ。グクは別れてからもさっきみたいに話しかけてくる……それはぼっちでいる私を心配してくれてるんだろうなって思ってた

けど、、

JK：ねぇねぇ

｢私たち別れたんだから話しかけないで｣

JK：嫌だぁぁああ！！

｢は、はぁ？｣

いきなり叫ばれて困惑する

JK：なんで好きな人に話しかけちゃだめなの…？

同情ではなく、未練があったようです。