優柔不断~JK&TH~ (ページ20)

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ゆっくりとドアが開く。

高身長な彼を見上げると.....頬にはうっつら泣き跡があった。

｢グク.......ごめんね。泣かせちゃったね｣

JK：泣いてないし。

｢別にグクのこと流そうとかしたわけじゃなくて.....言わない方が良いかな？って勝手に判断しちゃって.....その...｣

JK：ヒョンに何か言われた？

｢うん。けっこうたくさん｣

JK：.......告られた？

｢ううん。でもグクが私に告ったのはお見通しだったみたい。｣

JK：え、なんでヒョン告んなかったんだろう...

｢でも私が落ち着いたら教えてって言われたよ｣

JK：うわーーヒョンは大人だ...むかつく、、

｢あのね、グク｣

JK：う、うん

｢今までずっと弟として見てきたから急に男としてグクを見るのは難しい。でもちゃんと考える、から...｣

JK：うん。待ってる。でも俺のがごめん。ほんとはずっと兄弟でいるのが一番3人にとって平和なんだろうけど我慢するのも限界っていうかさ...

｢それも一応、わかってるつもり.......だからちゃんと考えるから。｣

JK：うん！ヌナだいすき～～～

｢ちょっ.....ぐるﾞじいﾞ｣

JK：あ、ごめん

｢それはごめんで済む問題じゃなぁぁあああああああああああああああああい！！！！！｣

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今日は学校のプチイベントで学年クラス関係なくくじでクラス分けをしてコミュニケーション授業をするといった行事が行われる。

｢うん。なんでかな？どうしてかな？｣

JK：ヌナと同じクラスとか最高～

TH：くじ運まで味方につけちゃった笑笑

周りはざわざわと私たちを噂するけど、私は平凡にいきたい。

｢班も一緒とか言わないよね？｣

JK：自由に組めるんだから離れる必要なくない？

TH：3人で協力しよーーう！！

｢まじ、、、｣

先生：では班で協力して素晴らしい物を作ってください！スピーチに必要な物は手作りで何かを作っても良いしとにかくクオリティーを高くね！

｢なーに言ってんだあの先生は。｣

JK：ねぇ、なんで英語で発表しなきゃならないの？

｢わからん。｣

TH：音声翻訳で喋らせて口パクで合わせときゃなんとかなるよ

｢なんてずる賢いんだ.........｣

JK：ってか何をスピーチします？

私たちの間でしばらくの沈黙が流れた。

JK：バナナキックの作り方。

TH：誰得？

JK：僕得です