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一緒にソフトクリームを食べていたら、近くの席にいた女子高生達が
〜：映え〜！
〜：ハッシュタグでカチューシャハート！
カチューシャを持ちながら器用にハートをつくったり、うまく顔を隠して写真を撮っていた。
｢グク！あれやりたい！｣
JK：うん、楽しそう
｢両手で顔を覆うのね〜なるほど、、｣
JK：カチューシャでハートなんて…すごいな
｢もうアイデアすごいよね！尊敬！｣
JK：まじでウィッグださい。笑
全部が台無しになるんだけど笑
｢人気が少ないとこないかなー？笑｣
JK：歩き回ってみる？笑
｢うん笑｣
｢ねえ、ボサボサ！笑｣
JK：ははっ笑
手ぐしで乱れた髪を整えていたら……
こんなのよくある事なのに、、
JK：……顔赤くね？
｢そ、そうかな、！？｣
ど、ど、どういう展開！？
JK：よし、撮ろ？
｢うん！笑｣
俺の気のせいか？？
｢なんかすっかり暗くなっちゃったね｣
JK：写真撮るだけなのに苦戦しすぎたな笑
｢観覧車のって帰ろっか〜｣
JK：そうだな
｢わあ、綺麗……｣
JK：……うん
｢ねえ、なんで外の景色みないの？笑｣
JK：…………綺麗だなって、
｢うん？笑｣
JK：Aが、？
｢ふふ、疑問形なの？笑｣
JK：…………
｢グクのがかっこいいのに。笑｣
JK：なんで、笑
｢本当に大人っぽくなったよね
練習生だった時と全然違うもん｣
JK：それを言うならお前もな
｢私たち、同じビッヒにいなかったら出逢ってなかったよね。こうして一緒に遊園地で遊ぶ事なんて有り得ない話だよね｣
JK：どうしたんだよ、急に…
｢ふと、思うの。
グクと出逢えた事、メンバーのみんなと出逢えた事。これは奇跡で一生の宝ものだって。｣
JK：俺もそう思うよ
｢だからそれ以上を望むのは罰当たりだろうなって｣
JK：それ以上？
｢私、みんなが思ってるより欲張りな女だよ、、笑｣
JK：そんなのどうって事ないよ、！
なに、今まで我慢してきたの？
｢我慢っていうか……考えないようにしてるかな｣
JK：何を？
｢………それが言えたら楽になるのかなぁ、笑｣
JK：は、、隠し事かよ
｢そういうわけじゃないよ？笑｣
JK：じゃあ何で教えてくれないの
｢うーーん、言ったら変わっちゃうもん。笑
それが怖いの……変わるのが怖いの｣
お前は何を抱えてるんだよ……
なんで教えてくれないんだよ…
俺じゃダメなわけ？
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作者名：れをる
| 作成日時：2021年1月6日 0時
