会社員兼探偵～TH～ (ページ16)

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いくら若いからといって触られるのは気持ち悪い。ハンさんも酔ってきたらしく、私の質問に難なく答えてくれる。

ﾊﾝ：金があれば簡単に会社は成功するんだよ

｢じゃあ、親御さんも社長さんとか？｣

ﾊﾝ：はは、なわけない。あんなクソ親

｢仲悪いんですか？｣

ﾊﾝ：縁切ったからね。

｢じゃあどうやって会社の資金を？｣

ﾊﾝ：知りたい？笑

｢教えてください笑｣

ﾊﾝ：じゃぁ、店閉まったら2人で飲もうよ

｢ふたりで？｣

ﾊﾝ：行きつけのバーがあるんだ。そこで、どう？

チラッとジンオッパを見ると頷いていた

｢え～ぜひ行きたいです！｣

ﾊﾝ：じゃあ店の前に車止めとくから終わったら来てね

｢なるべく急いで行きますね｣

ﾊﾝ：はは、君は本当に僕の好みだ笑

JN：A。店の名前を車の中でなんとか聞き出してくれ。そしたらテヒョンに行かせる。

｢わかりました｣

JN：多少のボディタッチは我慢してね……

｢はい、がんばります｣

TH：多少って、

JN：テヒョン。バーに潜入しても、突っ込むなよ

TH：………わかってますよ

｢じゃあ行ってきます｣

TH：A、

｢うん？｣

TH：………行かせたくない

｢仕事だから……ね？｣

TH：うん……そうだけどさ

｢…行くね｣

眉間にいっぱいの力を入れたテヒョンが行こうとする私の手を掴んで離してくれない。

だけどジンオッパによって連れてかれたテヒョン。

｢お待たせしました｣

ﾊﾝ：私服も可愛いね

｢こんなの安物ですよ、笑｣

ﾊﾝ：じゃあ僕がたくさん買ってあげるよ

｢優しいですねハンさん｣

ﾊﾝ：君が可愛いからだよ笑

｢あはは、、えと今から行くバーはなんていう名前のお店なんですか？｣

ﾊﾝ：シャブってとこだよ

｢聞いたことないです笑たのしみ｣

ﾊﾝ：知り合いが経営してるんだよ

私のピアスは盗聴器になっている。
今、名前を聞けたからテヒョンが向かっているだろう

てか、シャブってなんか嫌な意味だったような？

ﾊﾝ：ここだよ

｢分かりずらいとこですねぇ｣

ﾊﾝ：知り合いとかしか呼ばない店なんだよ

｢それ利益足りるんですか？｣

ﾊﾝ：それも含めて教えてあげるよ

え、これテヒョン入れるの？？

ﾊﾝ：おーす

～：ユンホじゃん

ﾊﾝ：今日は超絶可愛いの連れてきたよ

～：こっちもおもしろれぇやついるぞ

ﾊﾝ：へえ誰？

さすがですテヒョンさん