'38 ページ38
・
〜JKside〜
〜:ジョングク先生ぇ、数学わかんない
JK:授業ちゃんと聞いてくれてる?笑
〜:先生と2人きりだったらやる気でるなぁ?
JK:こら。教師をからかわない。
〜:本気なのに〜笑
休み時間は常に女子生徒に捕まってしまう。
明るい笑顔で振る舞うのも少し疲れる。
〜:あれって噂のヨンA?
〜:思ってた以上に可愛いんだけど
〜:芸能事務所でも入ってるんじゃね?
〜:あーだから教室に来ないとか?
〜:なんでキムテヒョンといるんだよー、
〜:俺もあんな顔だったらヨンAみたいなスタイル抜群の可愛い子を隣に歩かせられるのかな
〜:ほんと世の中、顔だよな
〜:あれ、キムテヒョンどっか行ったぞ
〜:お、チャンスじゃん
〜:俺、行ってくるわ笑
〜:今夜は楽しくなりそうだな笑
〜:まじで頑張ってくれよ
〜:任せとけって
おいおいおい。
んな汚い目でAを見るな。
てかAはどうしたんだ?
髪も短くなってるし、染めてるし、、
前にテヒョンくんがAの髪について話してたような気がする………まさかテヒョンくんのため?
話しかけられたAは一気に視線を浴びて、小刻みに震えている。今にも泣き出しそうな顔だ。
テヒョンくんはどこに行った?
普段ずっと保健室にしかいないAをこんなとこに置いてどこへ行った?
〜:ジョングク先生?
JK:ちょっと、離してくれる?
〜:え?
JK:腕。
〜:ひっ、、はいッ
自分でも驚くほど低い声に女子生徒は怯えた顔で組んでいた俺の腕を離してくれた。
男を追い払ったはいいものの、人が多すぎる。場所を変えようとするけどAは相変わらずひねくれた返答をするもんだからほんと手がやける。
俺がテヒョンくんのように同い年だったらどんなに良い事か。
なのにテヒョンくんはAを一人にさせた。
やっと二人になれたと思えば、関わるなだと?
JK:俺がもし、本当にクビになったとしても、
「そういう話しないで。」
JK:………そんなに俺が嫌なの。
「はぁ?子どもみたいなこと言わないで。
私は本気で先生を心配して言ってるの。」
JK:俺がいないと留年するよ?
「大丈夫だもん、」
JK:ジン先生は勉強できないよ?
「ジン先生の話すぐするよね」
JK:なんでさっきから怒ってるの
「先生がばかだからでしょ」
本気でお前のが大事なんだよ…
655人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おもち - ジミンくんが名前を呼んでくれてるみたいで胸キュンしました!先生がぐうちゃんなのが設定的に面白かったです。ユナ先生が裏表があって面白かったです。ジン君がユナ先生にスイーツをあげちゃったお茶目な所もジン君らしくて良かったです。ヒョンラインお願いします!! (2022年1月3日 9時) (レス) id: 929eb11238 (このIDを非表示/違反報告)
れをる(プロフ) - イヒヒさん» わああ良かったです!ありがとうございます(;_;) (2021年5月6日 0時) (レス) id: b7be2c7513 (このIDを非表示/違反報告)
イヒヒ - いつも楽しみに更新待ってるんですよ!!しっかり面白い´∀` (2021年5月5日 23時) (レス) id: 308154bf6f (このIDを非表示/違反報告)
イヒヒ - 好き。 (2021年5月5日 23時) (レス) id: 308154bf6f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:れをる | 作成日時:2021年2月19日 17時