勉強以外の事も教えてよ〜JK〜

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放課後になって帰ろうとするとあれからまたいたくなったジン先生が帰ってきた



｢汗で前髪がアートみたい笑笑｣


JN：ソクジンはそれでもかっこいいだろ


｢うーん、汚い｣


JN：今日は本当に悪かったという事で！


｢え、これって！！｣


JN：はっはっはっー


｢並ばないと買えないケーキ屋さんじゃん！！｣


JN：どれにするか選べなかったから迷った3つを買ってきたよ


｢さっきは怒ってごめんね、大好きだよ先生！｣


JN：毎日、僕のために保健室登校してくれてる可愛いお前より恋を優先するなんて…教師として間違った行為をしてしまったんだ……これくらい当たり前だよ


｢なんかいろいろとツッコミたいけどまーいーや！｣


JN：ん？？まぁ、また明日


｢うんばいばーい！｣









テレビでもネットでも有名なここのケーキ、ずっと食べてみたかったんだよね〜


並ぶの嫌いだから諦めてたけど良い事も起こるもんだね。ほら、並ぶ時間が長いとその間に何考えて良いか分からなくなるでしょ？最初はケーキの事でも、10分もすれば違うこと考えちゃうじゃん。あれが、嫌。









今日はケーキあるから真っ直ぐ家に帰るか。





｢冷蔵庫さん、ケーキちゃんをしばしよろしくね〜〜｣









ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ



｢先生ってそんな早く帰れるの？｣


JK：最初は負担かからないように配慮してくれるの


｢へぇー、できた学校だね？｣


JK：最初からきついと辞めてく新人が多いでしょ？先生なんてコミュ力も必要でただでさえ疲れるのに


｢先生も先生でいろいろあるんだね｣


JK：当たり前でしょ。ほら、勉強道具もって


｢教科書ってこと？｣


JK：ワークとか


｢何も買ってないな、そういえば｣


JK：は？


｢どこで買うのか知らないし｣


JK：春休み中に購買の文具コーナーで売ってたよ


｢あぁ、あそこなんだ｣


JK：じゃあ筆箱だけ持って


｢あ、あとケーキちゃんも〜｣


JK：ケーキ？


｢ジン先生がお詫びに買ってきてくれたんだ
先生にもわけてあげる。こういうのは一緒にね！｣









｢え、つまんない｣


JK：人の部屋を見るなりそんなこと言うんじゃない


｢えろ本とかないの〜｣


JK：ありません。


｢つまんないのーー｣


JK：面白さを求めるな、最初から


｢おっと、着替えるの…？｣


JK：だめ？スーツで教えて欲しい？


｢そ、そうじゃなくて……も、もう！
目瞑ってるから早くしてっっっ！！｣


JK：あぁそういうこと…笑







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