幼馴染が2人【HQ】 (ページ2)

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黒「ほ～ら、せっかく君のかっこいいかっこいい幼馴染がお迎えに来たんだから起きなさ～い」

聞き慣れ過ぎた幼馴染の声をよそに窓から見える眩しく光る朝日に目を細めた

『...クロうるさい、それ自分で言ってて恥ずかしくないの』

黒「朝から酷いな...そういうなら俺が恥ずかしいと思う前に早く起きない」

『...先に研磨の迎え行けばいいじゃん...』

黒「研磨には声かけて来たし～今多分着替えてる」
「研磨の準備待った後だと時間無いから効率よく、待ち時間にAｸﾝを起こしに来てんでしょうが」

AM6:00、いつもこの時間に幼馴染、クロに起こされて学校に向かう＿

『....頭いいねー』

＿が今日こそは行きたくない気持ちが先頭になり適当に返し2度寝に入る

黒「...Aが俺を褒めるとか今日、槍でも降るのかｯ...！？」
『おやすみ～』
黒「っておいこら！二度寝すんな！！」
『う"ぅぅ...』

適当に返したところで行かないといけない事には変わらないみたいで渋々起きることになってしまった...

研「A、おはよう...」
『ん...研磨おはよ...』

自分と同じように寝起きで寝癖が直りきっていないもう一人の幼馴染、研磨に挨拶を返した

黒「(寝起きのネコチャン...)」
「ふっ...笑」
『...？』
研「...なに...」
黒「何でもありませんよ～電車乗り遅れるから行くぞ～」

学校に向かうため今日も駅に向かった

Aside

学校とはいえ無理やり起こされたことには変わりない、そう思ってひらめいた

『クロ、電車まで担いで』
黒「お姫様抱っこなら、して差し上げますけど？」
「『...』」
研「クロ、気持ち悪...」
黒「朝からあたり強くない！？クローくん泣いちゃう！」
「『...』」
黒「はいはい！すいませんでした！行きますよ！！」

「「(担ぐのも、お姫様抱っこも変わらないと思うけど...)」」

そう思った幼馴染2人だった

「「」」は場面によって違いますがA以外の複数人です
「『』」はAと他複数人です
分かりずらかったらｽｲﾏｾﾝ