03yasuda ページ3
A「♪躊躇わないでいい、僕のところに迷わずに飛び込んでおいで♪」
安田「……」
A「章ちゃん！」
安田「え」
A「やっぱり今日は止めましょうか？章ちゃん来てからずっと上の空なので、具合悪いのでしたら私に構わず休んで下さい」
安田「ごめん。もう大丈夫やから。それよりAまた敬語使ってるで？(笑)」
A「……！はぐらかさんとってよ！この間のことやったら私はもう気にしてへんから！章ちゃんが私のこと思ってくれたんもわかってんねん！」
Aは最近関西弁を少しずつ使ってくれてる。
最近は感情が高ぶったりすると出やすいってことがわかってきた。
標準語からふとした時に出たりすると、やっぱり関西弁のAは好きやなぁ、って。
安田「……なぁ。亮ちゃんとはどうなん？」
A「亮ちゃん？いや、普通やけど」
安田「じゃあ大倉とは？昨日告白されたんやろ？フったん？」
A「え！？なんで、知ってるの？いや、フってはないというか……あの、その……」
安田「それって、今ここで僕がAに告白してもフられるやんな？」
A「え！？// な、何言って……// 」
安田「Aって好きな人がおんねやろ？僕ちゃうやんな？」
A「あ……」
安田「その沈黙が答えやね。ええねん。じゃぁ僕告白せぇへん！」
A「え」
安田「Aに謝られたないねん。罪悪感も感じて欲しくない。やから告白はせぇへん」
A「……」
安田「俺、Aの彼女ポジションでええからAとこうしていたいねん。ずっと」
A「……うん！」
叶わなくても良い。
Aが好きな人と、信ちゃんといて幸せになれるなら。
信ちゃんがいらへんて言うならもう一回頑張るけど(笑)
そんなことあり得ないこともわかってるから……。
、
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 232人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時：2015年12月7日 7時
