01yokoyama ページ1
星空見て願う
なんだか叶いそうな気がして
なんだか届きそうな気がした
分かってるよ 届かないのは
会えないこと分かってるから
どうかこの言葉だけは届いて
横山「Aその歌……」
A「コレな、私の本当のお父さんに書いてん。中々ええ歌詞やろ(笑)」
横山「……」
A「何ビビってんねん。私何か変？(笑)」
横山「色々ツッコミところがある……」
私はキミくんにツッコまれることが一番嬉しいんだ。
ずっと大好きなお兄ちゃんだから。
横山「……お前、記憶大丈夫やったんか」
あらら、怒ってるよねー。
A「亮ちゃんと旅行行ったやろ？んで、村上くんに電話して助け呼んで……、精神的ショック療法？一気に思い出した」
横山「笑ってる場合か。俺は怒ってんねん」
私だって色々考えての選択。
すばると村上くんのケンカが始まった時、打ち明けようと思った。
けど、記憶ない方が仲を取り持つことができるんじゃないかって。
それに亮ちゃんにも合わす顔なんてなかった。
私のためにボロボロになって。
A「ごめんなさい」
横山「もう男は止めたん？」
A「うん、ごめんなさい」
横山「ええねん。お前がそれでええならな。辛くないんやろ」
A「うん。あんな、色々疲れてん」
横山「おん」
A「外国で一人でのんびり暮らしたいな」
横山「それはアカンに決まってるやろ」
A「ごめん。言ってみただけやねん。私にとっては関ジャニ∞は生きがいやから、みんなの側を離れる気なんてない」
横山「A」
ギュッと抱きしめてくれて、頭をポンポンとしてくれた。
キミくんには私の気持ち全部バレてる気がする。
横山「忘れたんか？俺らは家族やろ」
“ 家族って迷惑かけるもんやって俺思うねん ”
A「……私、オカンが好きやねん」
横山「知ってる」
A「……多分、記憶ない間も考えててん。もう、色々嘘つくの辛いねん。みんなにも悪いことしてると思ってるからさ、色々面倒くさいねん私」
横山「おん」
頭をポンポンし続けてくれる。
ずっと何も言わずに聞いてくれるから、私も全部吐き出すことが出来る。
きみ兄の存在には感謝してもしきれない。
、
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作成日時：2015年12月7日 7時
