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#8 ページ8

そんな俺のアイツに対する第一印象は、別にどうでもよくって


「えっと、待って待って……何で入れたの」

「何で入れたの、とは?」

「だって、俺しか鍵持ってないのに」


屋上の鍵は俺しか持ってないから、誰かが入れるはずが無い


でも、アイツは


「え、ピッキングした」


と言うと、パッと大きくて白い手を広げた

細くて長い指には、銀色の針金が巻き付いていた


「センセーがンな事していいのかよ…」


完全に犯罪者スレスレの行為だし


確かに、鍵を盗ってここでサボる俺もダメだけど…

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作者名:Mr.White | 作成日時:2019年11月17日 17時

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