onze ページ12
「だ、誰…?」
『A!』
「CO-DAさん…。」
『さっきの聞いてたんだよ…ね?』
「なんでですか!?CO-DAさんが私を守るって言った言葉や優しくした態度は全部嘘だったんですか…。」
最後に行けばいくほど声が小さくなり惨めで泣けてくる。
『Aって運命を信じる?』
「え…?」
『いいから…信じる?』
「信じてます…。未来は変えられないし決まりきったものだとも。」
『俺は運命は抗えるものだと思ってる。』
「それがなんなんですか…!?」
こんなに感情的になるのなんて久しぶりだな…いつもは感情なんて押し殺 してたから。
『今から言うことが俺の本心。』
そう言いながら私の横に寝転がるCO-DAさん。
『俺は、いつかルナールのボスを倒す。ルナールのボスは前々から愛子が来たら殺 してその力を手に入れようとしてるんだ。』
この後に続く言葉が怖くもありただ、CO-DAを信じたく続きを待つ。
『これを知ってるのは俺だけ。そしてボスの犬の俺は逆らった瞬間どうなるかわからないから表面上は従ってるけど…前から殺 すなんて正しくないと思ってたし愛子を殺 すくらいなら滅びても俺が死 んでもいいかなって。滅びるのはさっき初めて聞いたんだけど…。』
「じゃあCO-DAさんは…。」
『うん。俺はボスにどのような手を使ってでも争ってみせる。』
「じゃ、じゃあ私は…ごめんなさいっ…!」
心の底からCO-DAさんに謝る。嫌われたく無いから。
『全然大丈夫だよ!俺だってあの話聞かれてたとは思ってなかったしあの話聞いただけじゃ誤解するのも当たり前だよ。』
「私が、協力したいって言ったらどうなりますか…?」
『協力…してくれるの?』
「はい!私でよければ!」
『あの言葉に嘘はないから。俺はAを守るから。』
「ありがとうございます…!」
自分の顔に熱が籠るのがわかる。
私はCO-DAに協力する。助けてくれたCO-DAさんを助ける。変わりない意思を持とう。
『もし、俺に何かがあってAを守れなくなったらその石に願って。これは俺からのお願い。』
「わかりました。」
そうして星空の元2人で帰ったのだった。
─────
どうもりんりんです。
えーっとはい…毎度の事ながら遅くなりすみません…というか読んでくださってる方がいるのか分かりませんが()
更新…月一になるかもしれないですが前回も言った通り完結はさせるので。はい。
良ければ読んでくださると嬉しいです!
では!
From りんりん
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りんりん(プロフ) - それなびっくりしてしまった...。ありがとう!2話目もすぐ更新する予定だからよろしく! (2021年1月28日 20時) (レス) id: dc7e1ec8cd (このIDを非表示/違反報告)
てあん(プロフ) - ランキング凄!これから頑張れー! (2021年1月28日 20時) (レス) id: d4c421289f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんりん | 作成日時:2021年1月26日 23時