鷹の目の心Ⅲ (ページ47)

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束の間の安らぎページ47

ルフィ
「ナミ！！早くさっきのとこ戻ってくれ！」

ナミ
「わかってるわよ！」

サボ
「落ち着け！さっきの...確か刀鍛冶の島で会ったセインって男だったな？一体なんでこんなことを」

ルフィ
「わからねえ...！でも今ははやくミアを取り戻さねえと...！」

チョッパー
「ミア...うぅ...ミア...」

ロビン
「酷い拷問に遭わされて無ければいいけど...」

ウソップ
「ロビン...お前また...ゴホッ」

チョッパー
「無理するなウソップ！」

サボ
「ルフィ、俺たち革命軍はミアを安全な場所で保護したいと考えてるんだが...
鷹の目にその気はありそうなのか？」

ルフィ
「ん？いやー...」

ゾロ
「アイツはミアをもうどっかにやったりはしねェだろうな」

サボ
「そうか...」

サボは少し残念そうに呟いた。

海軍の軍艦があった方角へサニー号を進めていると、棺船が近づいてくる。

ルフィ
「...鷹の目！！」

ルフィはきづくと、ミホークに大きく手を振る。

その横に、ミアの姿も確認できた。

ルフィ
「...よかったあ...！ミアも無事みたいだ！」

サンジ
「ミアちゅあ～ん！！よかったあああ」

サンジはハートを飛ばしまくってアピールする。
ゾロもニッと笑って2人を出迎えた。

ブルック
「ご無事で何よりでした..」

フランキー
「お？ちょうど鷹の目の野郎と合流して戻ってきたなら一石二鳥だな！」

ミアを取り囲むように皆は改めて歓迎した。

ミアは嬉しさで涙をこぼした。

愛しい人との再会と、思いを確かめあえたことも大きかった。

海軍に囚われていた間、海軍に覚醒させられた力も開花し、今では更にみんなの力になれるのではないかと。

皆の顔を見て心底そう思った。