鷹の目の心Ⅲ (ページ22)

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しばらくすると、シャンクスたちもミホークに合流した。

既にミアの姿がないことを確認すると、シャンクスは動こうとしないミホークに歩み寄る。

シャンクス
「鷹の目。お前らしくないな」

ミホーク
「何のことだ」

シャンクス
「お前が決めたことだろう？後悔は似合わない」

ミホーク
「どういった結果になろうとも、俺は後悔するつもりはない」

ミホークは歩き出した。

シャンクス
「どうするつもりだ？」

ミホーク
「俺が七武海である以上、海軍の動向も掴みやすい筈だ。」

シャンクス
「お前は既に目をつけられてるだろう...」

シャンクスは深い溜息をついた。

ミホーク
「だろうな。だがじっとしているわけにもいくまい」

そういうと、早々に立ち去ってしまった。

ヤソップ
「お頭、いいのか？」

シャンクス
「俺たちにもできることがあればいいが...あまり手を出して状況を悪化させるのもよくないだろう」

ベックマン
「そうだな。」

ルウ
「あの様子だと、ルフィも捕まってなさそうだな」

ルウは肉を頬張る。

シャンクス
「恐らくな...まあ、大丈夫だろう」

海から吹く冷たい風が、赤髪海賊団を吹き抜けた。