鷹の目の心Ⅲ (ページ14)

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ヤソップ
「お頭たちまだ呑んでんのか...」

ヤソップは、長い間酒を呑み交わす2人を見て呆れていた。

ベックマン
「まあ無理もない。ヤケにもなりたくなるだろうよ」

ルウ
「お陰でお頭は酔い潰れてるな！」

ヤソップ
「鷹の目までここで潰れられちゃ埒があかねえぞ」

シャンクス
「おいベック...何か情報は掴めたか？」

ベック
「いや..まだだ。」

シャンクス
「そうか...何かわかったらすぐに知らせてくれ...」

そう言ってまた一杯、酒を呑み干す。

ヤソップ
「おいおい、いくらなんでも呑みすぎだぜ」

幹部たちが参っていると、船員が真っ青な顔をして走ってきた。

船員
「大変です！！今情報が...！」

シャンクス
「ミアか！？」

ガシャーン！

酒瓶をひっくり返しながらシャンクスは立ち上がった。

船員
「麦わらの一味が海軍の攻撃を受けていて、その海軍の中に...ミアの姿があるそうで...！」

それを聞いたミホークは、ゆっくりと立ち上がり棺船に向かう。

シャンクス
「お、おい鷹の目！ミアが、ミアが海軍に...！どうしよう！？」

ミホーク
「狼狽えるな情けない...。俺は先に行く。貴様は酔い覚ましでもしていろ」

シャンクス
「そうはいくか！よし、俺たちも行くぞ」

赤髪海賊団とミホークは、情報をもとにミアがいるという島へ向かうことにした。