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『ねえ鷹の目！前にここで修行したっていう、ロロノア・ゾロのことも教えてくれない？』
ミホーク
「ロロノアのことだと？興味があるのか？」
ミホークはミアと城への帰路につきながら尋ねた。
『海賊狩りのゾロのことでしょ？そりゃしってるよ、それに麦わらの一味の話はよく聞くからね…』
ミホーク
「あいつは大した男だ。まだ、俺の足元にも及ばんがな」
ふっと笑いながらも、弟子のことをほめているようで、ミアはちょっとうらやましく思った。
『ねえ、私の剣術の感想もっと教えてよ！』
目を輝かせながら、ミアはミホークに尋ねた。
ミホーク
「現時点では、お前の剣は守る剣だ。守るものがなければ、力を発揮できまい」
『守る剣？』
ミアは首を傾げた。
ミホーク
「シセルバは、何か大切なものを守っていると聞いたことがある。
お前も、それを守る剣士の一人だったのだろう？」
『よくわかるね…。それにそんな情報漏れてたら、だめだと思うんだけどなあ…』
ミアは深いため息をつくと立ち止まり、後ろを振り返った。
ミホークも、ミアに合わせて立ち止まった。
『振り返れば、いつも部下たちがいた…。私は彼らと、シセルバの宝を守りたくて、毎日必死に訓練し、戦って強くなってきたつもりだった。
でも最後は…彼らに守られ、命を救われてしまった…。私は、人の上に立つ人間じゃなかった…！』
ミホークからはミアの顔は見えないが、小さな涙が、地面に落ちるのを確認した。
ミホーク
「過去を悔いて何になる。たとえお前の目的が、海軍を滅ぼすことだとしても、達成されてもお前の仲間たちは救われん。」
深く帽子を被り直し、ミホークは現実を突きつけた。
酷なことだとはわかっていても、いつまでも過去にとらわれるような者を育てる気など、なかった。
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3aIgtBqf0I85qPx(プロフ) - こちらこそよろしくお願いします！ (2019年9月5日 23時) (
レス) id: 55e009e6c9 (このIDを非表示/違反報告)
四葉(プロフ) - ありがとうございます！！毎日そこそこ更新できたらと思ってますので、これからもよろしくお願いします！ (2019年9月5日 23時) (レス) id: 05347d2a10 (このIDを非表示/違反報告)
3aIgtBqf0I85qPx(プロフ) - 初めまして！読ませていただきました！とても面白い作品で見てて楽しいです！ミホークの小説は数が少ないのでそうだから投稿してくださってありがとうございます！これからも頑張ってください！！楽しみに読ませてもらいます！！ (2019年9月5日 23時) (レス) id: 55e009e6c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四葉 | 作成日時：2019年9月5日 11時
