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トウガ
「今や俺は世界最強だあーー！！」
トウガは黒刀を力任せに振り下ろした。
ズドオォン！
激しい土煙が舞い上がり、ミホークの姿は見えなくなった。
トウガ
「フハハ！思い知ったか俺の力....」
トウガはニヤリと笑うと、その成果を確かめるため地面から黒刀を振り上げた。
トウガ
「なに...？」
そこには何もいない。
キョロキョロと周囲を見回すと、上空から明らかな殺気を感じる。
トウガ
「上か！」
ズバッ...！
ミホークは真っ逆さまにトウガに突っ込み、その右腕を斬り落とした。
「「ボス！！」」
周囲の下っ端食人族たちは狼狽え、トウガに駆け寄った。
トウガ
「ぐああ...！貴様よくも...俺の腕を...!」
トウガは恨めしそうにミホークを睨みつけた。
ミホークは地面に着地すると、小さな刃についた血を振り払った。
ミホーク
「まだまだだ...！」
ミホークは目にも留まらぬ速さで切り刻むと、その斬撃が全てトウガに襲いかかった。
ザクッ！ザザザ！ザシュ！
トウガ
「ぐはあっ...バカな...俺の黒刀...俺が..世界最強に..」
トウガは左手で黒刀を握り直すと、左から右へと剣を振るった。
するとミホークは振り切られたその剣の上に立ち、黒いコートを翻した。
ミホーク
「貴様が世界最強を語るとはな。
哀れなり。弱き者よ」
ズバァ！
多量の血が噴き出し、トウガはその場に倒れこんだ。
「「ボス！！」」
「だめだ...引き上げだ!」
食人族たちはトウガの巨体をそれぞれ抱えながら引き返していく。
ミホーク
「..射程範囲だ」
ミホークは放置された黒刀を握り、立ち去ろうとする食人族に向かって振り下ろす。
飛ぶ斬撃は的中し、食人族たちはその場に倒れ伏し、動かなくなった。
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3aIgtBqf0I85qPx(プロフ) - こちらこそよろしくお願いします！ (2019年9月5日 23時) (
レス) id: 55e009e6c9 (このIDを非表示/違反報告)
四葉(プロフ) - ありがとうございます！！毎日そこそこ更新できたらと思ってますので、これからもよろしくお願いします！ (2019年9月5日 23時) (レス) id: 05347d2a10 (このIDを非表示/違反報告)
3aIgtBqf0I85qPx(プロフ) - 初めまして！読ませていただきました！とても面白い作品で見てて楽しいです！ミホークの小説は数が少ないのでそうだから投稿してくださってありがとうございます！これからも頑張ってください！！楽しみに読ませてもらいます！！ (2019年9月5日 23時) (レス) id: 55e009e6c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四葉 | 作成日時：2019年9月5日 11時
