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ミホーク、ゾロ、ミアは町外れに移動した。
治安が悪いことは重々承知故、ミアはできるだけ離れすぎないところで様子を見ることにした。
ゾロ
「よっし、一丁行くか」
ミホーク
「少しは手応えのある男になったのか？」
ゾロ
「ヘッ。自分で確かめてみやがれ！」
ギィン！
キン！ザザッ...！
2人の激しい手合わせが始まった。
ゾロは武装色の覇気を駆使して、黒刀となった刀を振るう。
ミホークはというと、ゾロの剣を華麗にいなしながら斬撃を浴びせている。
まだまだ2人の実力差は明らかだった。
『でもすごい...武装色の覇気、ちゃんと使いこなせるんだ...』
未だ習得し得ない覇気の力を目の当たりにして、兄弟子に羨望の眼差しを向ける。
ゴッ...！
『うっ...すごい剣圧...！』
2人が剣を交える度、突風に見舞われる。
(ミホーク...分かってはいたけど、私との修行のときなんて全然本気出してないんだなあ)
ミアは、座ったままくぅーっと背伸びをした。
その時、背後から何者かの気配がした。
『！！』
....ザン！！
赤黒い血飛沫が舞った。
目の前を見ると、ゾロとミホークはこちらへ刃を向けて立っている。
恐る恐る背後を見ると、２つの斬撃の跡と倒れこむ1人の男。
ミホーク
「しつこい連中だ」
ゾロ
「あぁ？なんだコイツらは」
見回すと、3人を20人ほどの男たちが取り囲んでいた。
男たちの一部は、腕や足がないものもいた。
『また...！』
ミアはミホークたちの元へ戻ろうと立ち上がると、倒れていたはずの男に腕を掴まれた。
『痛っ...！』
「逃がさねえよ...！せっかくの獲物だ...俺が手を掴んでさえいれば...ヒヒッ」
血まみれの男は気味悪く笑った。
ゾロ
「くそっ！そいつから手を離しやがれ！」
ミホークも無言で剣を振るおうとするが、次の瞬間2人とも動きを止めた。
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3aIgtBqf0I85qPx(プロフ) - こちらこそよろしくお願いします！ (2019年9月5日 23時) (
レス) id: 55e009e6c9 (このIDを非表示/違反報告)
四葉(プロフ) - ありがとうございます！！毎日そこそこ更新できたらと思ってますので、これからもよろしくお願いします！ (2019年9月5日 23時) (レス) id: 05347d2a10 (このIDを非表示/違反報告)
3aIgtBqf0I85qPx(プロフ) - 初めまして！読ませていただきました！とても面白い作品で見てて楽しいです！ミホークの小説は数が少ないのでそうだから投稿してくださってありがとうございます！これからも頑張ってください！！楽しみに読ませてもらいます！！ (2019年9月5日 23時) (レス) id: 55e009e6c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四葉 | 作成日時：2019年9月5日 11時
