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海岸に近づくと、老人と子供が歩いているのが見えた。
『ミホーク誰かいるよ』
ミアが指を指すと、老人たちはこちらを見て立ち止まった。
すると次の瞬間、老人たちはばたりと倒れた。
『なっ！？』
ミアは思わず立ち上がった。
ミホークは帽子を深く被り、見て見ぬ振りをしている。
老人たちの背後には、ガラの悪そうな剣をもった男たちが3人ほどいた。
そして、老人たちを引きずって島の奥へと行ってしまった。
その光景を目の当たりにしたミアは冷や汗をかいた。
『み...』
ミホーク
「この島の実態だ。食人族が蔓延るこの島は、とても安全とは言えまい」
『食人族！？何それこわい..』
ミホーク
「それも、相当な手練れだと聞いている。捕まれば最後、命はないと思うことだ。」
ミアはゴクリと唾を飲んだ。
ミホーク
「俺の敵ではないがな。」
物々しい威圧感に圧倒され、流石としか言いようがなかった。
島に上陸すると、あちこちに血飛沫の痕がある。
『多くの島民が殺されてるとして、よく人がいなくならないね...』
ミホーク
「食人族にも海賊がいて、人攫いを専門にしている連中がいるらしい。俺も詳しくは知らないが、野蛮な連中だ」
『そう...』
ミホーク
「怖いか？」
ミホークはミアを心配し、小刻みに震える肩に手を置いた。
『だ、大丈夫！ミホークと一緒だもん...！』
ミホーク
「...そうか」
ミアたちは、煙が出ている島の中心に向かって歩き出した。
その様子をこっそりと眺める人影にも気付かずに...。
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3aIgtBqf0I85qPx(プロフ) - こちらこそよろしくお願いします！ (2019年9月5日 23時) (
レス) id: 55e009e6c9 (このIDを非表示/違反報告)
四葉(プロフ) - ありがとうございます！！毎日そこそこ更新できたらと思ってますので、これからもよろしくお願いします！ (2019年9月5日 23時) (レス) id: 05347d2a10 (このIDを非表示/違反報告)
3aIgtBqf0I85qPx(プロフ) - 初めまして！読ませていただきました！とても面白い作品で見てて楽しいです！ミホークの小説は数が少ないのでそうだから投稿してくださってありがとうございます！これからも頑張ってください！！楽しみに読ませてもらいます！！ (2019年9月5日 23時) (レス) id: 55e009e6c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四葉 | 作成日時：2019年9月5日 11時
