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ミアは、ミホークに入れてもらった紅茶を飲み干すと、ふぅと一息ついた。
まだ心臓がドクドクと騒ぎ立てている。
彼のぬくもりが、まだ胸に焼き付いたままだった…。
『うぅ…こんなはずじゃ…』
ペローナ
「なるほどな。お前そんなことがあったのか。」
ペローナは事情を聞くと、ほほ〜んと机に肘をついた。
ペローナ
「やっぱりお前かわいいトコあんじゃねえか！
気に入ったぞ？からかい甲斐もある…ホロホロホロ」
怪しい笑みを浮かべ、ペローナはミアのほっぺをつんつんした。
『なにさ！別に私はあの男に特別な感情なんて…///』
考えれば考えるほど、体温が上がるのを感じた。
顔に似合わず優しい男だと知ってしまった…。
そしてあの剣術…。なにをとっても愛おしい。
『はっ！！！いやいや…！///』
ペローナ
「…こりゃ重症だな。」
ペローナは目を細め、事の深刻さを知った。
ネガティブホロウたちも、うーんと首を傾げた。
『私はこれからどうすれば…！』
ミアは椅子から立ち上がると、ウロウロと部屋の中を徘徊し始めた。
ペローナ
「別に何をするわけでもねぇだろ？そうだな…まず名前で呼んでみるってのはどうだ？」
意外と乗り気なペローナはまともな提案をした。
ミアは立ち止まると、かくかくしながらペローナを見た。
『名前…！？』
ペローナ
「そうさ。手始めにそっから始めれば、距離も縮まるんじゃねえか？」
『でも、ペローナ…あなたもあの人のこと名前で呼んでないし名前で呼ばれてないでしょ？』
ペローナ
「そりゃあ、お互いそんなつもりもないし、今更わざわざ呼び合う必要もないだろ？」
ミアはふたたびうーんと考え込んだ。
しかし、せっかくのペローナの提案に、乗ってみることにした。
『わかった…！じゃあこれからは勇気をもって「ミホーク」って呼んでみる…！』
ふんすと気合を入れると、ミアは次にミホークに会った時にちゃんと呼べるようにと、何度も何度も「ミホーク」とつぶやき続けた。
ペローナ
「じゃあアタシも、お前のことは遠慮なくミアって呼ばせてもらうぞっ」
『ん？そりゃもちろん、構わないよ！私たち、友達だもんね』
ペローナ
「と、友達だと！？お前はアタシのしもべだって言っただろーが！」
『しもべって何？それより、もっとミホークのこと教えてよ！』
ミアはペローナの言い分を無視して、ミホークの話をペローナから聞き出すのだった。
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3aIgtBqf0I85qPx(プロフ) - こちらこそよろしくお願いします！ (2019年9月5日 23時) (
レス) id: 55e009e6c9 (このIDを非表示/違反報告)
四葉(プロフ) - ありがとうございます！！毎日そこそこ更新できたらと思ってますので、これからもよろしくお願いします！ (2019年9月5日 23時) (レス) id: 05347d2a10 (このIDを非表示/違反報告)
3aIgtBqf0I85qPx(プロフ) - 初めまして！読ませていただきました！とても面白い作品で見てて楽しいです！ミホークの小説は数が少ないのでそうだから投稿してくださってありがとうございます！これからも頑張ってください！！楽しみに読ませてもらいます！！ (2019年9月5日 23時) (レス) id: 55e009e6c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四葉 | 作成日時：2019年9月5日 11時
