43話 ページ43
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pi「きませんね」
『それな』
放課後になって30分が経ちましたが一向にお迎えが来ません。
これ帰っていいってことですかね。そうですよね。
『ってことで失礼しま』
pi「まあ待て」
『くっ…そういえばお前はもう敵だった…！』
そそくさと席を立とうとしたら思い切り首根っこ掴まれました。悲しい。
『ショッピくんまじでだんだん遠慮なくなってきたよね』
pi「ども」
『いや、褒めてるわけではなく』
まあ言われてみれば最初からこの子は距離感がちょっとバグってた気もするし(初対面でお姫様だっこ実践エピソード)、仲良い友達同士の小突き合いみたいなのは私も気楽だから嫌ではないんだけど。
なんだかんだいろいろ言ってはいるが、入学してすぐに気の置けない友達ができたのは素直に嬉しい。
入部するかは置いておいて、先輩との交流もできたし。
pi「どんな顔すかそれ」
『ん？いや、ただショッピくんと友達になれてよかったなーって』
pi「……そ、すか」
『いや、ショッピくんこそそれどういう顔なん』
pi「あんたら従兄弟ってほんとそうっすよね」
『は？なにいま声デカかった？すまん』
pi「あーー〜〜、うん。そう」
『歯切れ悪すぎない？照れてんの？』
ショッピくんがちょっと居心地悪そうなのが面白くて褒めちぎってみる。
そんなこんなでうだうだと話しているといつの間にか教室には私たち二人だけになっていた。
いつも駄弁りながら残ってる子達もいるのに、今日はどうしたんだろう？
わたしの褒めトークもいよいよネタ切れになり、「眉毛の形が好き」とか意味わからんことを言ってショッピくんが梅干し食べたみたいな顔しはじめた所で、
ようやく教室の前の扉がガラッと開いた。
gr「待たせたな」
いや、部長が来んのかよ。
続く (更新停止中)
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すずねこ - 頑張ってくださいねーbyアフォのすずねこ (2023年2月14日 17時) (
レス) @page43 id: 7959e43801 (このIDを非表示/違反報告)
Yoto(プロフ) - aaaaさん» もったいないお言葉ありがとうございます(泣)暖かいコメント頂けてとても嬉しいです…！これからも頑張ります…！ (2019年12月31日 0時) (レス) id: f30bb3d82f (このIDを非表示/違反報告)
aaaa(プロフ) - この作品大好きです。。キュンとほわほわした気持ちがすごく(語彙力)これからもゆっくりでいいので更新頑張ってください！ (2019年12月30日 3時) (レス) id: 37531683ef (このIDを非表示/違反報告)
Yoto(プロフ) - 鈴さん» ありがとうございます！笑 本人が話していた訳ではなく、shさんが適当に言ってる設定です…笑 (2019年5月5日 0時) (レス) id: c16e1a8359 (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - 好きです()トントンが三十路で魔法使いなるで吹きました。 (2019年5月4日 22時) (レス) id: fcd7dad8e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yoto | 作成日時：2018年12月2日 13時
