15話 ページ15
そして気づいたら大学に来ていた。
『いやいやいやなんでなんでなんで』
ut「え？だってAちゃん紹介せな。貴重な新入部員やし」
『入りませんよ！？』
ut「ええっ一緒にやりたい言うてたやん！」
『記憶捏造すな！！楽しそうって言っただけです！手放してくだ……力強ッうそだろ…ッ』
部室棟の長い廊下をギャーギャー言いながら奥へ進んでいく。
ここにくるのは入学式のあとのオリエンテーション以来だ。以前は夢と希望でいっぱいに見えたのに、今は地獄にみえる( ◜ᴗ◝)
ずらりと並んだ扉は圧巻だけど、こんな形で来たい場所ではなかった…
何が悲しくて男onlyのところに入部しなければならないのか。せっかくできた友達が減ったらどうしてくれる。
ut「そろそろ着くで〜あの一番奥のとこ」
『まってマジでマジで。え？マジでいくの？え？？まじ？？？』
ut「到着！ようこそ我が城へ…」
『ｷﾞｬｰｰｯ帰る帰る！離せー！！』
掴んだ手は相変わらずビクともしないまま、腹立たしいキメ顔をしている鬱くん。殴りたい。
その背後の扉に目をやれば…
『WRWRD…！！』
ut「んぇ？なんや、知っとったん？」
それなら話がはやいとばかりにドアノブに手をかけ扉を開け放つ鬱くん。殺すぞ？
ちゃうんすよ衝撃的な名前だから覚えてただけなんですっていうか戦争オタク系のサークルじゃなかったっけアルェ！？歴史系サークルじゃないっけアルェ！？
ut「みんな〜！！新入部員やで……ﾍｳﾞﾝｯｯ!?」
『えっ』
？「おい鬱ゴラァどこほっつき歩いとったんじゃお前今日だけは来いって言うとったやろお前ぶっ飛ばすぞおま………え？」
『え？』
ut「と、トンち…ちゃうんすよォ……」
ありのままに今起こったことを説明すると、鬱くんがすごい勢いで蹴飛ばされた。
……一体何が起きたんだってばよ。
＊
部室には3人の男がいた。
鬱くんを蹴っ飛ばした人と、爆笑してるシャオロンと、そしてまさかの…
『双葉先輩もこのサークルだったんですね』
rb「せやで！今朝ぶりやなぁAちゃん。俺、ロボロって呼ばれてんねん。ロボロでええよ」
sh「なぁお前まじで入部すんの？」
『うるせえ入んないって言ってんだろ耳ついてんのかお前』
sh「あ？なんややんのかお前」
『あ？やったるわお前』
rb「ま、まあまあまあ…シャオロンとAちゃん仲ええんやね」
『良くないです〜！』sh「せやぞ」
おい否定しろや何ドヤ顔してんだ腹立つな。
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すずねこ - 頑張ってくださいねーbyアフォのすずねこ (2023年2月14日 17時) (
レス) @page43 id: 7959e43801 (このIDを非表示/違反報告)
Yoto(プロフ) - aaaaさん» もったいないお言葉ありがとうございます(泣)暖かいコメント頂けてとても嬉しいです…！これからも頑張ります…！ (2019年12月31日 0時) (レス) id: f30bb3d82f (このIDを非表示/違反報告)
aaaa(プロフ) - この作品大好きです。。キュンとほわほわした気持ちがすごく(語彙力)これからもゆっくりでいいので更新頑張ってください！ (2019年12月30日 3時) (レス) id: 37531683ef (このIDを非表示/違反報告)
Yoto(プロフ) - 鈴さん» ありがとうございます！笑 本人が話していた訳ではなく、shさんが適当に言ってる設定です…笑 (2019年5月5日 0時) (レス) id: c16e1a8359 (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - 好きです()トントンが三十路で魔法使いなるで吹きました。 (2019年5月4日 22時) (レス) id: fcd7dad8e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yoto | 作成日時：2018年12月2日 13時
